愛知県名古屋市・名古屋エリアで「痛みの少ない内視鏡検査」を受けられるクリニックを探している方に、おすすめの消化器内科を紹介します。
おなかの不調は「胃がん」「大腸がん」など命に関わる病気の前触れかもしれません。
胃カメラや大腸カメラなどの内視鏡検査は、病気の早期発見・早期治療に欠かせないものです。
内視鏡検査を受けるのが初めての方でも安心できるよう、選ぶ際のチェックポイントや、「痛みが少ない」と評判の良いクリニック情報をまとめました。
名古屋駅から徒歩5分、土日診療対応の通いやすいクリニック情報も掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
内視鏡検査とは?
内視鏡検査とは、先端に小型カメラとライトがついた細長い管状の医療機器(内視鏡)を体内に挿入し、胃や大腸といった体の内側にある臓器をモニター画面で直接観察する検査のことです。
消化器内科で行われる内視鏡検査には、主に「胃カメラ」と「大腸カメラ」の2種類があります。
胃の痛みや食欲不振など、胃・食道・十二指腸といった上部消化管に異常が疑われる場合には、胃カメラ(上部消化管内視鏡)が用いられます。
一方、腹痛や下痢、便秘などの症状がある場合には、小腸や大腸などの下部消化管を調べるために大腸カメラ(下部消化管内視鏡)が行われます。
こんな症状がある方は消化器内科で内視鏡検査を
次のような症状が続く方、頻繁に症状が出る方は、消化器に病気が隠れているおそれがありますので、内視鏡検査を受けましょう。
胃カメラ | 大腸カメラ | |
主な症状 | ・胃の痛み ・胃もたれ ・胸やけ ・げっぷ ・酸っぱいものが上がってくる感じ ・吐き気 ・嘔吐 ・食欲不振 ・原因不明の体重減少 ・黒い便(タール便)が出る ・吐血 ・固形物が飲みにくい ・貧血症状 | ・便秘 ・下痢 ・便が細くなった ・便が残っている感じがする ・血便、黒血便 ・腹痛、腹部膨満感 ・お腹のしこり ・原因不明の体重減少、発熱 ・貧血 |
疑われる病気 | ・胃がん ・食道がん ・十二指腸がん ・逆流性食道炎 ・非びらん性胃食道逆流症 ・食道裂孔ヘルニア ・食道静脈瘤 ・急性胃炎 ・慢性胃炎 ・胃潰瘍 ・胃ポリープ ・機能性ディスペプシア ・ピロリ菌感染症 ・アニサキス症 ・十二指腸潰瘍 ・十二指腸炎 | ・大腸がん ・大腸ポリープ(腺腫など) ・潰瘍性大腸炎 ・クローン病 ・カンピロバクター腸炎 ・サルモネラ腸炎 ・偽膜性腸炎 ・虚血性大腸炎 ・大腸憩室症 ・大腸憩室炎 ・大腸憩室出血 ・過敏性腸症候群(IBS) ・痔核(いぼ痔) ・裂肛(きれ痔) ・薬剤性腸炎 ・放射線性腸炎 |
胃や腸の不調には、胃がんや大腸がんなどの重大な病気が隠れていることもあります。
健康診断や人間ドックで「便潜血」や「胃の異常」などを指摘された方はもちろんのこと、「原因不明だがお腹の調子が悪いのが続く」といった方も、内視鏡検査を強くおすすめします。
内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)は、胃や大腸から入れたカメラで体内を直接観察し、触診や血液検査だけではわからない異常を探し出せる検査です。
名古屋エリア・名古屋市には土日も検査可能な内視鏡検査の専門医がいるので、お腹の不調が続く方は、病気を見逃さないよう消化器内科を受診してください。
なお、すでに症状が出ている場合や病気の治療のために行う場合(医師が内視鏡検査を必要と判断した場合)、健康保険が適用されます。
【名古屋】おすすめ消化器内科・内視鏡検査クリニック紹介
ここでは、名古屋エリア・名古屋市内で内視鏡検査が受けられるおすすめのクリニックをご紹介します。
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なごやおなか恒川クリニック
JR名古屋駅・太閤通南口より徒歩5分
なごやおなか恒川クリニックの3つの特徴
なごやおなか恒川クリニックでは、あなたの生活リズムや心身のストレスに配慮した診療体制、サービスなど、新しいスタイルの内視鏡検査をご提案しています。
【特徴1】仕事帰りや家事の合間に受けられる「イブニング胃カメラ」
「午前中は仕事や家事で忙しい」「仕事を休まず検査を受けたい」
なごやおなか恒川クリニックでは、16〜17時の夕方の時間帯に胃カメラを受けられるので、仕事帰りや家事の合間に受診が可能で、スケジュールを有効に使えます。
なお、夕方の検査では鎮静剤が使用できませんので、不安のある方は午前中の検査をご検討ください。
また、当日の診療状況により開始時刻が前後する場合がありますので、余裕を持ってご来院をお願いいたします。
【特徴2】胃カメラと合わせて一度に受けられる!「下剤を飲まない大腸カメラ」
「胃カメラや大腸カメラそのものよりも検査の前に下剤を2リットルも飲むのがつらい」 「下剤の味が苦手なので飲みたくない」
内視鏡検査の下剤が苦手な方は、下剤を飲まない大腸カメラがおすすめです。
なごやおなか恒川クリニックでは、胃カメラと大腸カメラを一度の来院で同時に実施することで、下剤を飲まずに内視鏡検査が可能です。
まず胃カメラを行い、検査終了後に下剤を胃や十二指腸に注入します。これにより、患者さんが自分で下剤を大量に飲むことなく大腸検査が受けられるのです。
なお、なごやおなか恒川クリニックでは鎮静剤による患者さんの負担軽減を行っており、胃カメラを飲む痛みも少ない(痛みを抑えられる)こともメリットです。
【通常の検査よりも短時間で済む】
従来の大腸カメラ検査では、前処置として2〜3時間かけて下剤を飲み、排便を待ち、腸内をきれいにしてから検査に進むため、全体で4〜5時間かかることが一般的です。
一方、なごやおなか恒川クリニックの経口投与不要の方法では、下剤注入から排便までが約30分〜1時間、全体で約2時間ほどで検査準備が完了します。
胃カメラ単体でも、鎮静剤使用時は回復を含めて約1時間程度かかるため、別々に行うよりトータルの時間を大幅に短縮することが可能です。
また、胃カメラと大腸カメラを一度の来院で実施することにより、それぞれの検査を個別に予約・通院する必要がなくなるというのも大きなメリットといえるでしょう。
【特徴3】午後を有意義に!「モーニング大腸カメラ」
午前中に検査を終えて、午後は自分の時間として有効活用しませんか?
なごやおなか恒川クリニックでは、午前中に内視鏡検査を行うことで、午後の時間を自由に使うことが可能です。検査後は、ご自宅でゆっくり休むのはもちろん、体調に問題がなければお仕事やプライベートの予定に時間を充てることもできます。
また、終日休暇を取らなくても、半日のお休みで対応できるケースもあり(※仕事内容や体調によります)、スケジュールの負担も軽減されます。
さらに、朝のうちに検査を済ませることで、気分的にもスッキリと一日をスタートできるのも大きなメリットです。
アクセス
〒453-0901 愛知県名古屋市中村区太閤1丁目1−10
交通案内
電車でお越しの方
- JR名古屋駅・太閤通南口より徒歩5分
- 地下鉄桜通線名古屋駅・新幹線コンコース側出口より徒歩5分
- 地下鉄東山線名古屋駅徒歩7分
- 名鉄、近鉄名古屋駅より徒歩7分
バスでお越しの方
- 市バス、名鉄バス「笹島町」下車、徒歩1分
車でお越しの方
- 当院の専用駐車場は7台ございます。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00〜12:30 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
16:00〜18:00 | 〇 | × | 〇 | 〇 | ○ | × | × |
内視鏡検査 9:00~17:00 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | △ | × |
【休診日】火曜・日曜・祝日
△ 9:00~17:00
※第3日曜日は完全予約制で診療あり(不定期)
胃カメラと大腸カメラの違い
胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
胃カメラは、食道・胃・十二指腸の微細な変化も見つけられる精密検査です。
ピロリ菌の有無を確認する検査や、症状が出にくい早期胃がんの発見、胸やけなどの原因となる逆流性食道炎の正確な診断が可能です。
鎮静剤(眠ったような状態になる薬)を使用し、苦痛を最小限に抑えた検査も可能なので、希望者は医師に相談してください。
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)
大腸カメラは、大腸がんや、がん化のおそれがあるポリープを早期に発見し、予防が可能となる検査です。
検査中に発見されたポリープは、条件が合えばその場で切除する日帰り手術も可能です(※ポリープの大きさや数、形状、既往歴などにより対応できない場合もあります)。
また、潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患の診断・経過観察も行います。
名古屋の消化器内科では、鎮静剤の使用に加え、検査後のお腹の張りを軽減する炭酸ガス送気システムを導入しており、より快適に検査を受けられるような環境が整えられています。
内視鏡検査の流れ
胃カメラと大腸カメラの流れをそれぞれ解説します。
胃カメラの流れ

①検査の予約・事前確認
まずは消化器内科で診察を受け、内視鏡検査の必要性や日時を決定し、予約します。
常用薬がある方はお薬手帳を持参し、医師の服薬指示に従いましょう。
②検査前日~当日:来院・受付
胃カメラを行う前日は、夜21時までに夕食を済ませましょう。
前日21時以降から絶食となり、胃カメラ当日は朝食を取れません。
水分摂取については、一般的に検査の2時間前までなら可能です。
受付で問診票の記入や体調の確認を行い、問題がなければ検査前の処置に移ります。
③検査前の処置
口から胃カメラを挿入する場合(経口内視鏡検査)は、胃の中の泡を消す薬(消泡剤)を飲んだ後、スプレー式やゼリー状の麻酔薬でのどの麻酔を行います。
鼻から胃カメラを挿入する場合(経鼻内視鏡)は、鼻腔を広げる薬や麻酔薬を使用します。
患者さんの希望や要望に応じて、鎮静剤(眠ったような状態になる薬)を使用する場合は、点滴の準備をします。
④検査中
胃カメラの検査時間は5~10分程度です。病変の観察や組織検査(生検)、ピロリ菌検査などを行う場合は、多少長くなることがあります。
検査中は、検査台の上で体の左側を下にして横になります。
胃カメラを口から挿入する場合(経口内視鏡)は、マウスピースをくわえます。
なお、鼻からの内視鏡検査(経費内視鏡)を行う場合や、鎮静剤を使用しない場合は、検査中も医師との会話が可能です。
⑤検査後
鎮静剤を使用した場合は、意識がはっきりするまで30分~1時間程度、リカバリールームなどで安静にしなければなりません。
また、のどの麻酔が切れるまでは、誤嚥(ごえん:食べ物や唾液が気管に入ること)を防ぐため、約1時間は絶食となり、飲食禁止です。
⑥結果説明・帰宅
実際に胃カメラの検査画像を見ながら、結果について医師から説明があります。
組織検査(生検)を行った場合は、その詳細な結果(病理検査結果)が出るまでに1~2週間程度かかり、後日改めて説明を受けます。
なお、鎮静剤を使用した場合は、当日の車・バイク・自転車の運転はできないため、公共交通機関を利用するか、付き添いの方に送迎を依頼しましょう。
のどの麻酔を行った場合、食事をとる前に、少量の水を飲むことから始めてください。むせる、上手く飲み込めない、といった異常がなければ普段通りの食事が可能になります。
大腸カメラの流れ

①検査の予約・事前準備
医療機関で診察を受け、検査の必要性や日時を決定し予約します。
検査の数日前から食事内容の指示(消化の良いものを摂り、繊維の多い野菜や種のある果物などを避ける)があります。
検査前日は専用の検査食を摂るか、医師の指示に従った食事をします。
常用している薬(特に血液をサラサラにする薬や糖尿病の薬など)がある場合は、事前に必ず医師に相談しましょう。
②検査当日:腸管洗浄(前処置)
当日の朝は絶食です。
検査の数時間前から、自宅または医療機関で下剤(経口腸管洗浄液)を1~2リットル程度、数回に分けて服用します。
下剤の服用後、便がほぼ透明な液体状になるまで排便を行ってください。下剤により腸内を綺麗にすることで大腸カメラの精度が高まります。
③来院・受付
受付を済ませ、問診票の記入や体調の確認が行われます。腸管洗浄の状況(最終排便の状態など)などをヒアリングされます。
④検査前処置
検査着(お尻の部分が開く専用のものなど)に着替えます。
希望や必要に応じて、鎮静剤や鎮痛剤を使用する場合は、点滴の準備をします。
⑤検査の実施
検査台の上で体の左側を下にして横になり、膝を軽く曲げます(検査の進行に合わせて体の向きを変えることもあります)。
医師が肛門から内視鏡スコープを挿入し、直腸から盲腸までの大腸全体(場合によっては小腸の一部)を観察します。
腸のヒダを伸ばして見やすくするために、空気や炭酸ガスを送気してお腹を膨らませます。
検査時間は通常20〜30分程度ですが、ポリープの発見・切除などを行う場合は長くなることがあります。
⑥検査後
鎮静剤を使用した場合は、意識がはっきりするまで30分〜1時間程度、リカバリールームなどで休みます。
検査中に送気したガスによりお腹が張ることがあるので、ガスを出すように促されます(炭酸ガスを使用した場合は比較的早く楽になります)。
⑦結果説明・帰宅
検査画像を見ながら、当日の検査結果について医師からの説明があります
組織検査(生検)やポリープ切除を行った場合は、その詳細な結果(病理検査結果)が出るまでに1〜2週間程度かかり、後日改めて説明があります。
鎮静剤を使用した場合は、当日の車・バイク・自転車の運転はできません。
食事は、医師の指示に従って開始します。ポリープ切除を行った場合は、数日間食事内容やアルコール摂取、運動などに制限が必要な場合があります。
内視鏡検査の費用

保険適用の場合、内視鏡検査の費用の目安は以下の通りです。
負担額 | 胃カメラ | 大腸カメラ |
3割負担 | 約3,600~5,000円 | 約6,000~7,500円 |
2割負担 | 約2,200~3,400円 | 約4,000~5,000円 |
1割負担 | 約1,200~1,700円 | 約2,000~2,500円 |
※1割負担の対象の方…74歳以上(一定以上の所得がない方)、2割負担…70~74歳の方(または75歳以上で一定以上の所得がある方)
初診料や採血の費用は、検査・手術費用とは別に必要になります。
精密な診断のために行う病理検査の数や、治療に使用する薬剤の種類によって、最終的な費用が変動します。
また、大腸ポリープを切除される際には、別途費用が必要です。
もし、内視鏡検査の費用について不安なことがあれば、各クリニックまでお尋ねください。
名古屋市ではワンコインで胃がん検診が受けられる
名古屋市では、自己負担金500円で内視鏡検査などの検診を受けられる取り組みがあります。
胃がんは早期の発見と治療が重要なので、ぜひ名古屋市の取り組みを活用してください。
【名古屋市の胃がん検診の対象者】
- 名古屋市内在住
- 50歳以上の方(今年度50歳になる方を含む)
- 前年度に市の胃がん検診(内視鏡検査)を受けていない
- 職場等で胃がん検診を受ける機会がない(機会がある方はそちらを優先)
- 自覚症状がない(症状がある方は医療機関へ)
名古屋市では、胃がん検診での内視鏡検査のほかにも、ピロリ菌検査(20歳以上39歳以下の方が対象)や胃がんリスク検査(40歳以上59歳以下の方が対象)も行っています。
詳細は、名古屋市のホームページをご確認ください。
※なごやおなか恒川クリニックは名古屋市の胃がん検診の対象クリニックです。
名古屋で信頼できる内視鏡検査クリニックを選ぶ3つのポイント
名古屋市内には多くの消化器内科がありますが、安心して内視鏡検査を受けるためには、どのような点に注目してクリニックを選べば良いのでしょうか。
主に以下の3つのポイントを確認しましょう。
1:経験豊富な専門医と検査体制
日本消化器内視鏡学会専門医・指導医などの資格を持つ医師が在籍しているか確認しましょう。経験豊富な専門医による検査は、診断の精度向上や検査時間の短縮、偶発症のリスク低減につながります。
最新の内視鏡システムや洗浄・消毒設備が整っているかも重要です。高画質な画像で微細な病変も見逃さず、衛生管理が徹底されていれば安心して検査を受けられます。
2:苦痛軽減への配慮
内視鏡検査に伴う苦痛(多量の下剤を飲む、スコープの挿入)や不安(痛みや苦しさ)を和らげるための工夫がされているか(鎮静剤・鎮痛剤の使用、経鼻内視鏡の選択、炭酸ガス送気など)は非常に重要です。
「眠っている間に終わった」と感じるような、負担の少ない検査を提供しているクリニックを選びましょう。
事前の説明や検査後のフォローが丁寧であることも、安心感に繋がります。
3:アクセスと予約のしやすさ
自宅や職場から通いやすい場所にあるか、公共交通機関でのアクセス(特に名古屋駅周辺など)が良いかを確認しましょう。
検査の予約が取りやすいか、土日や夕方など、自分のライフスタイルに合わせて検査を受けられるかもチェックポイントです。ウェブ予約に対応していると便利です。
ちなみに、なごやおなか恒川クリニックの場合、「JR名古屋駅より徒歩5分」「土日に内視鏡検査が可能」「イブニング胃カメラやモーニング大腸カメラ」など、新しいスタイルの内視鏡を提供しているので、
「仕事終わりに胃カメラを受けたい」「午前中に大腸カメラを受けたい」
という方にはおすすめです。
もし少しでも気になった方は、まずはこちらからご確認ください。
以上、これらのポイントを踏まえ、ご自身に合ったクリニックを選ぶことが、質の高い内視鏡検査と「胃がん」や「大腸がん」の早期発見への第一歩となります。