熊本市に在住・通勤されている方で、こんなお悩みはありませんか?
- 頻繁に起こる腹痛
- 血便や下血
- 理由のわからない便秘や下痢
- 健康診断で要精密検査と診断された
- なるべく痛くない、苦しくない検査が良い
- 検査費用や病院選びの基準が知りたい
初めて大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受ける方や、以前の検査でつらい思いをされた方は、大きな不安を感じていらっしゃることでしょう。
「もし、がんならどうしよう」という心配と、検査そのものへの恐怖心で、なかなか一歩を踏み出せないかもしれません。
当記事では、熊本市の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の指定医療機関のひとつである「たむらふみおおなかと内科のクリニック」の院長・田村先生の監修で、皆様の不安や疑問にお答えしていきます。
気になる費用や検査当日の流れも解説するので、安心して読み進めてください。
目次
そもそも大腸内視鏡検査(大腸カメラ)とは?

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は、正式には「下部消化管内視鏡検査」と言います。
先端に高性能な小型カメラが付いた細くしなやかなスコープを肛門から挿入し、大腸の最も奥にある盲腸から直腸までの大腸全体を直接観察する検査です。
どんな病気が見つかるの?
レントゲンやCTでは発見が難しい、粘膜の微細な変化を捉えることができます。
これにより、以下のような病気の早期発見・診断が可能です。
- 大腸がん
- 大腸ポリープ(がんになる可能性があるもの)
- 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病など)
- 大腸憩室症
- 虚血性腸炎
- 感染性大腸炎
特に大腸がんは、早期に発見すれば高い確率で完治が期待できる病気です。
自覚症状がない段階でも、検査によってポリープのうちに切除することで、がんを予防することにも繋がります。
どんな人が受けるべき?
以下のような症状や経験がある方は、一度、ご相談ください。
- 腹痛、腹部膨満感が続く方
- 便秘や下痢を繰り返す方
- 血便や黒い便が出る方
- ご家族に大腸がんの既往歴がある方
- 便潜血検査で陽性と判定された方
- 50歳以上で一度も大腸カメラ検査を受けたことがない方
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が痛い・苦しいのはどうして?
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)による痛みや苦痛の主な原因は、スコープが腸のカーブ(屈曲部)を通過する際の刺激や、腸を詳しく観察するために空気で腸を膨らませることによるお腹の張りです。
しかし、これらの苦痛は、鎮静剤の使用や、医師の経験と技術によって軽減が可能です。
たとえば、腹部を圧迫して腸の伸びを抑える「腹壁圧迫法(ふくへきあっぱくほう)」は、スコープのスムーズな挿入を促し苦痛を和らげるために欠かせない技法です。
また、スライディングチューブというチューブで、大腸のたわみを抑え脱気を行うことで、スコープの挿入をサポートする技法も行っております。
最近では、空気ではなくCO2(炭酸ガス)を用いて腸を膨らませるので、腹部膨満感の軽減に役立っております。CO2は空気に比べ速やかに腸管内で吸収されるので、空気のように長時間残ることがありませんし、害もほとんどございません。
なお、当記事監修の「たむらふみおおなかと内科のクリニック」では、熊本大学付属病院・熊本地域医療センターで豊富な経験を積んだ院長の田村先生が、内視鏡技師と連携して患者さんの痛みを最大限和らげるよう配慮しながら処置を行っていきます。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受ける際の病院選びの基準
実際に熊本市で大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けられる病院を探している方へ、病院選びの基準を3つご紹介します。
基準1:熊本市の指定医療機関かどうか
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の際、「なるべく痛くない・苦しくない検査がいい」というのは当然ですが、同時に「信頼できる医師に診てほしい」と考えて口コミを確認される方も多いでしょう。
しかしながら、インターネット上の口コミの場合、高評価・低評価のどちらであっても、あくまでも個人の意見であり、情報として客観性を欠くことがあります。
そこでまず、熊本市にお住まい・通勤されている方は、市がHP上で情報を掲載している大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の実施医療機関から病院探しをすることをおすすめいたします。
なお、市が指定する病院の場合、一定の条件を満たす場合に、無料で検査を受けられるというメリットもあります。
(※熊本市の大腸がん検診についてはコチラ)
基準2:アクセスが良いか(駅チカ・駐車場完備)
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の際、痛みや苦痛を抑える目的で麻酔や鎮静を使用した場合、ふらつきなどの症状が残りやすくなります。
車の運転やハードな運動は体に負担がかかってしまい控えなければならないため、「主要駅である熊本駅から近い」「バス停のすぐそば」といったように、公共交通機関でのアクセスがしやすい病院がおすすめです。
なお、ご家族の送迎がある場合や熊本市の近隣エリアからお越しの方は、「駐車場完備」の病院を選ぶと良いでしょう。
基準3:近隣の大学病院等との医療連携
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の結果、がんが見つかることや、複雑な症状であるためより専門的な設備や入院設備のある病院での治療が必要と判断されることもあります。
その際、検査を受けた病院が、大学病院やがんセンターなどすでに近隣の病院・医療機関と連携していると手続きがスムーズになります。
生涯にわたって健康を維持していくには、「普段の検査や通院は通いやすい地元の病院」「より専門性の高い治療や入院等は大学病院」といったように、医療機関の使い分けも重要になります。
熊本市の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)でおすすめのクリニック
熊本市で大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けるなら、先ほどご紹介した「病院選びの基準」をすべて満たしたクリニックがおすすめです。
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たむらふみおおなかと内科のクリニック

住所:〒860-0047 熊本市西区春日7丁目28番10号
アクセス:JR熊本駅から車で5分
または 西部車庫行き「上高野辺田バス停」下車、徒歩1分
診療時間 8:30~12:30/13:30~18:00
※11:30〜14:30は内視鏡検査・治療を優先としております。
※受付時間は診療終了時間の30分前まで
※休診日は水曜・日曜・祝日
「たむらふみおおなかと内科のクリニック」は、JR熊本駅から車で5分(最寄りバス停からは徒歩1分)にある、一般内科・消化器内科・内視鏡内科・腫瘍内科のあるクリニックです。
駐車場は20台完備で、車でのご来院も非常に便利です。
水曜を除く平日と土曜も朝8時半から夕方18時まで診療しており、「平日は病院に通いづらい」という方にも対応しています。
特徴1:熊本市の指定医療機関であり消化器診療のプロが在籍

同院は熊本市の大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の実施医療機関として指定されている信頼性の高いクリニックです。
さらに、院長の田村文雄先生は、35年以上にもわたり、消化器診療や内視鏡検査による診断や治療に携わってきた大腸内視鏡検査(大腸カメラ)のプロフェッショナル。
【経歴一例】
- 熊大附属病院第一内科 一般内科 入局
- 熊本済生会病院 勤務
- 国立がん研究センター(消化器がん) 従事
- 熊本大学病院消化器内科病棟長 臨床・研究・教育に従事
- 熊本地域医療センターの消化器内科部長、内視鏡部長、外来化学療法室長 就任
日本内科学会・日本消化器内視鏡学会・日本消化器病学会・日本臨床腫瘍学会に所属するドクターでもあり、田村先生は消化器の分野で非常に高い専門性を有しています。
地域のかかりつけ医として風邪症状などの一般内科はもちろん、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)、がん検診まで幅広く対応しているのも大きな特徴です。
特徴2:大腸ポリープ切除の日帰り手術も可能

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)によって、切除が必要なポリープが発見された場合、その場で切除(日帰り手術)を行うことが可能です。
ポリープの大きさや形状によりますが、多くの場合に、改めて別の日に切除のための時間を確保する必要がなく、患者様の身体的・時間的な負担を軽減します。
もし同院で対応できないような症状がある場合でも、提携先病院へとご案内が可能です。
【提携先病院】
熊本地域医療センター、済生会熊本病院、国立病院機構熊本医療センター、熊本大学病院、森都病院、熊本中央病院、熊本赤十字病院、熊本市民病院
特徴3:検査の準備から回復まで、快適に過ごせる院内環境
安心して検査に臨んでいただけるよう、院内環境にもこだわっています。
事前診察での丁寧な説明はもちろん、下剤を服用いただくためのトイレ付きの専用個室、検査後にゆっくりお休みいただけるリカバリールームなど、患者様のプライバシーと快適性を第一に考えた空間をご用意しています。
アクセス
〒860-0047 熊本県熊本市西区春日7丁目28-10
交通案内
電車でお越しの方
- 鹿児島本線(博多~八代) 熊本駅から車で約5分
バスでお越しの方
- 熊本駅西部車庫行きのバスに乗車し、「上高野辺田」バス停で下車、徒歩1分
車でお越しの方
- 20台分の駐車スペースがございます
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8:30〜12:00 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
| 13:30〜18:00 | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | × |
【休診日】水曜・日曜・祝日
※土曜日も18時まで診察します。受付は診療終了時間の30分前までです。
※11:30〜14:30は内視鏡検査・治療を優先としております。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の費用の目安
症状がある場合など、医師が必要と判断した場合、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は保険適用となります。
以下は、「たむらふみおおなかと内科のクリニック」の検査項目と費用の目安です。
| 検査/負担額 | 1割 | 2割 | 3割 |
| 大腸カメラ | 約2,500円 | 約5,000円 | 約7,500円 |
| 大腸カメラ・病理組織検査 | 約4,000円 | 約7,000円 | 約11,000円 |
| 大腸ポリープ切除 | 約8,000円 | 約16,000円 | 約24,000円 |
| 検査/負担額 | 1割 | 2割 | 3割 |
| 胃カメラ | 約1,500円 | 約3,000円 | 約4,500円 |
| 胃カメラ・病理組織検査 | 約3,000円 | 約6,000円 | 約9,000円 |
上記はあくまで目安です。使用する薬剤や処置の内容によって変動します。
また、初診料や再診料、その他処方箋料などが別途かかります。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の流れ
ここでは「たむらふみおおなかと内科のクリニック」を例に、検査の流れをご紹介します。
1.ご予約
まずは、お電話またはWebからご予約ください。
※熊本市の大腸内視鏡検査の場合はお電話での受付のみとなります。
2.問診・事前診察~検査前日の準備
検査前に一度ご来院いただき、診察と検査に関する詳しい説明を行い、同意書や下剤などをお渡しします。
検査前日には消化の良い食事をお取りください。便がつくられにくい検査食を取ることでスムーズな検査につながります。
また、検査前日の就寝前に下剤を飲み、ある程度便を出すことで、当日の負担をより軽減させます。
3.検査当日
検査当日は、クリニックに3室用意されている前処置専用の個室にて、約1〜1.5Lの腸管洗浄液を服用し、2〜3時間かけて便を出します。
たむらふみおおなかと内科のクリニックでは、トイレつきの個室で周りを気にせずにゆっくりと処置を行うことが可能です。
腸管洗浄剤はできるだけ飲用量が少ないものを導入しています。
また、当日の腸管洗浄液の服用を自宅で行なう方法もありますので、「自宅服用」ご希望の場合には医師や看護師でお申し出ください。
4.大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

可能な限り痛みや苦痛を抑えるため、年齢や体重に応じた鎮静剤を使用します。
検査時間は挿入5分、観察時間を入れても合計で10分ほどです。
5.リカバリー
検査後は、横たわった状態のままストレッチャーで移動し、専用のリカバリールームで1時間ほどお休みいただきます。
異常を感じた場合はすぐにお知らせください。
6.結果説明
院長が検査画像をお見せしながら、結果を詳しくご説明します。
検査中に組織を切除した場合は、数日後に出血する後出血を起こす可能性があるため、検査後1週間ほどは刺激物やアルコールの摂取を控えてください。
また、車の運転、重い物を持つ、長時間歩く・走る、プールでの水中ウォーキングなど体の負担になる運動、腹圧がかかるようなことは避けましょう。
熊本市の大腸がん検診について
熊本市では市内在住の方に向けて各種検診(健診)を行っており、無料または500円以下で大腸内視鏡検査(大腸カメラ)や便潜血検査を受けられます。
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の対象となる方
| 対象者 | 熊本市在住で年度内に55歳~59歳になる方 ただし50歳以降、全大腸内視鏡検査未受検の方 |
| 内容 | 問診・全大腸内視鏡検査 |
| 会場 | 検査実施医療機関 |
| 料金 | 無料 |
※年度内の年齢の考え方は「4/2生まれ~翌年4/1生まれ」です。
出典:熊本市「全大腸内視鏡検査について」令和7年度(2025年度)
便潜血検査の対象となる方
| 対象者 | 年度内に40歳以上になる方 |
| 内容 | 問診・便潜血検査 |
| 会場 | 指定医療機関、集団検診会場 |
| 料金 | 指定医療機関 500円、集団検診会場 300円 |
※年度内の年齢の考え方は「4/2生まれ~翌年4/1生まれ」です。
出典:熊本市「大腸がん検診について」令和7年度(2025年)
各種検診に関する補足
熊本市の検診は「自覚症状がない方のがんの予防・早期発見」を目的としています。
検査までに時間を要することがあるため、大腸がんが強く疑われる症状がある場合、速やかに医療機関を受診してください。
熊本市で大腸内視鏡検査(大腸カメラ)をご検討の方へ
「たむらふみおおなかと内科のクリニック」の院長・田村文雄先生から、検査を検討されている方へのメッセージを頂戴しました。
お腹の症状でお悩みの方は是非参考にしてください。
田村文雄先生からのメッセージ|大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けたほうがいいのはどうして?
大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は、「下剤を飲まなければならない」というネックがあり、なかなか足が踏み出せない患者様もいらっしゃるでしょう。
しかし、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は、カメラで大腸の粘膜を直接観察できるので、かなり詳細な検査が可能です。
最近では、顕微鏡のように観察できる拡大機能を備えたカメラもあります。
病理組織検査は結果がわかるまで1~2週間ほどかかりますが、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)であればその場で「良性か、悪性(がん)か」を高い確率で識別できるようになりました。
さらに、「検査と同時に治療(大腸ポリープの切除)ができる」という点も大きな特徴です。
大きな病変は手術が必要ですが、現在は内視鏡で処置が可能な大腸ポリープは積極的に切除することが推奨されています。
大腸ポリープやがんは、早期発見で完治も可能な病気です。
大腸ポリープの切除は日帰り手術も可能なので、もし気になる症状があればお早めにご相談ください。
なお、大腸の病気は、がんやポリープだけではありません。
腹痛や下痢を引き起こす「感染性腸炎」や、難病指定されている「炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病など)」の診断にも、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)は必要不可欠です。
検査にあたって多くの方が不安に思うところではありますが、現在のお薬(下剤)は非常に飲みやすく改良されています。
「たむらふみおおなかと内科のクリニック」では、なるべく飲む量が少なくて済むお薬を導入しており、大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受ける方専用の「前処置専用のトイレ付き個室」のご用意もあります。
当院では患者様に寄り添った医療を提供してまいりますので、ご自身の健康のために、ぜひ一度、検査をご検討ください。
