「AGA治療で使う薬って、何種類あるの?」——そう疑問に思って調べ始めた方は多いでしょう。
AGA治療薬は大きく4種類。脱毛の原因物質(DHT)を抑える「守り」の薬と、血流を促して発毛を促す「攻め」の薬に分けると、それぞれの役割がすっきり見えてきます。
この記事では、フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジル外用薬・ミノキシジル内服薬の4種類を基礎から解説します。副作用の実際の発現率、先発品とジェネリックの差、薬の選び方と組み合わせパターン、費用シミュレーションまでを網羅。最後には、これらの薬を処方してもらえるおすすめクリニック6院も比較紹介します。
「何の薬があるのかを一度整理したい」という入門段階の方にも、「副作用が心配で踏み出せない」という慎重派の方にも、判断材料を揃えた内容になっています。

- AGA治療薬は「守り(DHT阻害)」2種と「攻め(発毛促進)」2種の計4種類
- フィナステリドとデュタステリドの副作用発現率は1〜5%程度(PMDA添付文書準拠)
- 薬の月額費用は組み合わせ次第で3,000円〜16,000円超まで幅がある
- オンライン診療対応・返金保証ありのおすすめクリニック6院を料金順に紹介
AGA治療薬は4種類|「守り」と「攻め」の役割で整理しよう
AGA治療薬を初めて調べると、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジル……と名前が並んで混乱しがちです。
ただ、整理の軸は一つ。「脱毛を抑えるか(守り)、発毛を促すか(攻め)」——この二軸で4種類を分けると、役割の違いが一気に腑に落ちます。

守りの薬:フィナステリド・デュタステリド(DHT阻害)
AGAの直接原因は、男性ホルモンの一種「DHT(ジヒドロテストステロン)」です。DHTが毛根に作用すると毛周期が短縮し、徐々に細く抜けやすい髪になっていきます。
フィナステリドとデュタステリドは、このDHTの生成を酵素(5α還元酵素)の段階でブロックする内服薬です。抜け毛の原因に直接アプローチする「守りの薬」と位置づけられています。
どちらも医師の処方が必要な処方箋医薬品です。
攻めの薬:ミノキシジル外用・内服(血流促進・発毛)
ミノキシジルは、頭皮の血管を拡張させて血流を改善し、毛母細胞(毛を作る細胞)の活性化を促す薬です。
外用薬(塗り薬)は薬局でも購入できる市販薬(第一類医薬品)ですが、クリニックでは市販品より高濃度のものも処方されます。内服薬は国内未承認ながら、多くのAGAクリニックで自由診療として処方されているのが現状です。
ミノキシジル内服薬は国内未承認です。処方はクリニックの判断によります。
内服 vs 外用、保険適用外という共通点
4種類のうち、フィナステリドとデュタステリドは内服薬のみ、ミノキシジルは外用・内服の両形態があります。
共通しているのは、いずれも自由診療(保険適用外)である点。費用は全額自己負担となります。
出典: 厚生労働省 医療法における病院等の広告規制について
| 薬の種類 | 役割 | 形態 | 承認状況 |
|---|---|---|---|
| フィナステリド | 守り(DHT阻害) | 内服 | 国内承認 |
| デュタステリド | 守り(DHT阻害) | 内服 | 国内承認 |
| ミノキシジル外用薬 | 攻め(発毛促進) | 外用 | 国内承認(OTC含む) |
| ミノキシジル内服薬 | 攻め(発毛促進) | 内服 | 国内未承認 |
単剤と併用、どちらから始めるか
薄毛が初期段階なら、まず「守り」の薬1種(単剤)から様子を見る選択肢があります。
進行が気になる段階や、より積極的に対処したい場合は「守り+攻め」の併用へ。ただし費用も増えるため、担当医と相談しながら決めるのがよいでしょう。
初期段階はフィナステリド単剤から始めるのが一般的なアプローチです。
薬ごとの効果・副作用・価格を詳しく解説
4種類の薬のそれぞれの仕組み・副作用の実際の発現率・先発品とジェネリックの価格差を解説します。自分に合う薬を選ぶための判断材料にしてください。

フィナステリド(プロペシア・ジェネリック)
フィナステリドは、5α還元酵素II型のみを阻害し、血清DHT値を約70〜73%低下させる内服薬です。日本皮膚科学会のガイドライン(2017年版)では推奨度A(最高評価)とされており、AGA治療の第一選択薬として広く使われています。
出典: 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版 日本皮膚科学会
効果が現れるまでには一般的に3〜6ヶ月かかります。本格的な判定は服用開始から1年後が目安です。
副作用について(PMDA医薬品添付文書より)
- 性欲減退:1.1%
出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA - 勃起機能障害(ED):0.7%
出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA - 肝機能障害:頻度不明
出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA
100人中99人は性機能に影響なく服用できています。
副作用が心配な方も多いですが、100人中99人は性機能に影響なく服用しています。プラセボ(偽薬)群でも同様の症状が報告されることから、心理的な影響(ノセボ効果)の関与も指摘されています。
出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA
なお、副作用が出た場合には服薬中止により回復することがほとんどです。気になる症状があれば早めに処方クリニックへ相談しましょう。
先発品(プロペシア)とジェネリックの価格差
先発品のプロペシア(一般名:フィナステリド)は月額10,000円前後のクリニックが多い一方、ジェネリック処方では月額3,000〜5,000円台まで下がります。
ジェネリックは同じ有効成分・同じ用量で、品質基準(溶出性試験等)を満たしたうえで承認された医薬品です。ただし製造メーカーによって添加剤や錠剤の形状が異なる場合もあります。
デュタステリド(ザガーロ・ジェネリック)
デュタステリドは、5α還元酵素のI型・II型の両方を阻害するのが特徴です。フィナステリドがII型のみを阻害するのに対し、DHTをより広範囲にブロックします。デュタステリドはフィナステリドと比較してDHT抑制効果が高く、より強力な治療効果が期待できるとする比較研究があります(PMDA添付文書に基づく作用メカニズムの説明)。
フィナステリドで十分な効果が出なかった場合や、より積極的な治療を希望する場合に選ばれることが多い薬です。
副作用について(国内第II/III相試験・52週時点のデータ)
- 勃起機能障害(ED):4.3%
出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA - 性欲(リビドー)減退:3.9%
出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA - 射精障害:1.3%
出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA
フィナステリドと比較すると副作用の発現率はやや高め。ただしプラセボ群でもEDは4.0%、リビドー減退は2.4%が報告されており、薬による純粋な増加分は限られています。
出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA
先発品(ザガーロ)とジェネリックの価格差
先発品のザガーロ(一般名:デュタステリド)は月額15,000円前後が多い一方、ジェネリック処方では月額7,000〜9,000円台まで下がるクリニックもあります。フィナステリドより全体的に高額な傾向があります。
ミノキシジル外用薬(リアップ系・処方薬)
ミノキシジル外用薬は、頭皮に直接塗布することで血管を拡張し、毛母細胞への栄養供給を高める薬です。
濃度1%・5%の製品は薬局でも購入できる市販薬(第一類医薬品)として流通しています。代表的なのが大正製薬のリアップシリーズです。クリニックでは6〜10%以上の高濃度処方薬も取り扱う場合があります。
出典: ミノキシジル(外用薬) 医薬品医療機器情報提供ホームページ PMDA
外用薬の主な副作用は頭皮の発疹・かゆみ・接触皮膚炎です。また「初期脱毛」と呼ばれる一時的な抜け毛の増加が起こることがあります(詳細は副作用セクションで後述)。
出典: ミノキシジル(外用薬) 医薬品医療機器情報提供ホームページ PMDA
使用開始時に一時的な抜け毛増加(初期脱毛)が起きることがあります。通常は数週間で落ち着きます。
ミノキシジル内服薬(未承認)|処方を受けるときの注意点
ミノキシジルの内服薬(LDOM:Low-Dose Oral Minoxidil)は、日本国内では未承認の薬です。ただし実臨床では多くのAGAクリニックが自由診療として処方しており、外用薬よりも全身への吸収率が高い点から注目されています。
有効性については、JAMA 2022のネットワークメタアナリシスで男性AGAを含む包括的な比較が行われており、一定の効果が示されています。ただし研究によって対象集団が異なるため、担当医から詳しく説明を受けたうえで判断することが重要です。
出典: Relative Efficacy of Minoxidil and 5-α Reductase Inhibitors in Male AGA: Network Meta-analysis, JAMA Dermatology 2022
副作用について(PMID 33639244、J Am Acad Dermatol 2021・男女混合1,404名研究より)
- 多毛症(体毛増加):約15.1%
出典: Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss: A multicenter study of 1404 patients, J Am Acad Dermatol 2021 - 治療中止に至る副作用:1.2%
出典: Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss: A multicenter study of 1404 patients, J Am Acad Dermatol 2021 - めまい・動悸・むくみ・血圧低下(循環器系症状):一定頻度で報告あり
出典: Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss: A multicenter study of 1404 patients, J Am Acad Dermatol 2021
心疾患・高血圧の持病がある方はミノキシジル内服薬の服用前に必ず医師へ相談してください。
日本皮膚科学会ガイドライン(2017年版)での推奨度はD(推奨しない)ですが、これは2017年時点のエビデンスに基づく評価です。その後の研究では安全性プロファイルが積み上がっています。ただし長期的な安全性についてはさらなる研究が必要です。
出典: 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版 日本皮膚科学会
国内未承認薬であるため処方はクリニックの判断に委ねられています。服用を検討する場合は医師に相談し、リスクとベネフィットを十分に確認してください。
先発品 vs ジェネリック|品質と価格の違い
「ジェネリックで本当に大丈夫?」という疑問は多くの方が持つものです。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、先発品の特許期間満了後に製造・販売が許可された医薬品で、有効成分・用量・投与経路・品質基準(溶出試験など)が同等であることが承認の条件です。
価格面では、先発品に比べて30〜60%程度安くなるケースが多く、月額コストを大幅に抑えられます。
| 区分 | 先発品の例 | 月額目安(クリニック処方) | ジェネリック月額目安 |
|---|---|---|---|
| フィナステリド | プロペシア錠1mg | 8,000〜12,000円前後 | 3,000〜5,000円台 |
| デュタステリド | ザガーロカプセル0.5mg | 12,000〜16,000円前後 | 7,000〜9,000円台 |
注意点は製造メーカーによって添加剤や錠剤形状が若干異なること。一部の方で先発品との吸収性の差を感じるケースもあるため、気になる場合は担当医に相談するとよいでしょう。
フィナステリドとデュタステリドの違いを比較|どちらを選ぶ?
同じ「守りの薬」でも、フィナステリドとデュタステリドは仕組みと副作用リスクに差があります。どちらが自分に向いているか、3つの視点で整理します。
DHT阻害率・効果の強さ・副作用の差
| 比較項目 | フィナステリド | デュタステリド |
|---|---|---|
| 阻害する酵素 | 5α還元酵素II型のみ 出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA | I型・II型の両方 出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA |
| DHT抑制率 | 約70〜73% 出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA | フィナステリドより高い(PMDA添付文書に基づく作用メカニズムの説明) 出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA |
| 効果の強さ | 標準 | フィナステリドと比較してDHT抑制効果が高く、より強力な治療効果が期待できるとする比較研究がある 出典: Relative Efficacy of Minoxidil and 5-α Reductase Inhibitors in Male AGA: Network Meta-analysis, JAMA Dermatology 2022 |
| ED発現率 | 0.7%(PMDA添付文書) 出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA | 4.3%(国内臨床試験) 出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA |
| 性欲減退発現率 | 1.1%(PMDA添付文書) 出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA | 3.9%(国内臨床試験) 出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA |
| 国内承認 | あり 出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA | あり 出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA |
| ジェネリック | あり | あり |
効果の強さではデュタステリドが上ですが、副作用の発現率もフィナステリドより高い傾向にあります。「どちらが自分に向いているか」は薄毛の進行度や副作用への耐性によって変わります。
薄毛の進行度別にどちらを選ぶか
薄毛の初期段階(ハミルトン分類でTypeⅠ〜Ⅱ程度)であれば、副作用リスクが比較的低いフィナステリドから始めるのが一般的な選択肢です。
進行が気になる段階(TypeⅢ以降)や、フィナステリドを一定期間服用しても効果が不十分だった場合は、デュタステリドへの切り替えや追加を医師と相談する選択肢があります。いずれも医師の診断のもとで決定されるものです。

価格差と長期コストの試算
ジェネリックを選んだ場合の年間コスト(目安)を比較すると、フィナステリドは月額3,000〜5,000円で年間36,000〜60,000円、デュタステリドは月額7,000〜9,000円で年間84,000〜108,000円前後になります。
長期服用が前提のAGA治療では、年単位の費用差は無視できません。初めて治療を始める場合は、費用を抑えながらスタートできるフィナステリドのジェネリックを選ぶ選択肢が費用対効果の面で合理的でしょう。
薄毛の進行度・目的別|薬の選び方と組み合わせパターン
「とりあえず何か薬を始めたいが、単剤でいいのか? 最初から組み合わせが必要か?」——この疑問に、目的と進行度の2軸で答えます。
薄毛初期(予防目的):まず単剤スタート
まだ薄毛が目立たない予防段階なら、フィナステリド(またはデュタステリド)の単剤から始めるのが現実的です。
月額3,000〜5,000円台(ジェネリック)から始められ、経済的な負担が小さい点も続けやすい理由の一つ。副作用の確認も1種類ずつできるため、リスク管理の面でも合理的な選択です。
フィナステリド単剤なら月額3,000円台〜とリーズナブルに始められます。
薄毛が進行してきた:守り+攻めの併用へ
薄毛の進行が気になる段階や、単剤での効果が感じられない場合は「守り(DHT阻害薬)+攻め(ミノキシジル)」の組み合わせが検討されます。
ただし併用は費用が増えるため、医師の判断と自分の目標(維持か発毛か)を照らし合わせて決めるのがよいでしょう。
薬の組み合わせ別・月額コストシミュレーション
| パターン | 薬の内容 | 月額目安(税込) | 年間コスト目安 |
|---|---|---|---|
| ①予防・最小コスト | フィナステリド(ジェネリック)単剤 | 3,000〜5,000円 | 36,000〜60,000円 |
| ②中間・単剤強化 | デュタステリド(ジェネリック)単剤 | 7,000〜9,000円 | 84,000〜108,000円 |
| ③守り+攻め・標準 | フィナステリド+ミノキシジル外用 | 8,000〜12,000円 | 96,000〜144,000円 |
| ④守り+攻め・積極 | デュタステリド+ミノキシジル外用 | 12,000〜16,000円 | 144,000〜192,000円 |
※上記は薬代のみの目安。初診料・送料・血液検査費用はクリニックにより別途かかる場合があります。記事内の価格は執筆時点のものであり、最新情報は各クリニック公式サイトでご確認ください。
個人輸入・市販薬は避けるべき理由
フィナステリドやデュタステリドは処方箋医薬品です。医師の診察と処方なしには入手できないのが原則であり、これは医薬品の安全性を担保するためのルールです。
個人輸入での入手は法律上グレーな部分もあり、品質が保証されているとは言えません。有効成分の量が不正確だったり、異物が混入しているケースも報告されています。副作用が出た際のサポートも受けられません。
出典: 医薬品等の個人輸入について 厚生労働省
個人輸入品は品質保証なし・副作用サポートなし。必ずクリニックで処方を受けてください。
市販のミノキシジル外用薬(1〜5%)は薬局で購入できますが、高濃度処方薬やフィナステリド・デュタステリドの入手にはクリニックの受診が必要です。費用面の不安があれば、初診無料・月額3,000円台のクリニックも多く存在するので、まず相談から始めるのが安心です。
副作用で気をつけたいこと|発現率と起きたときの対処法
副作用を恐れて治療を躊躇している方は少なくありません。数値を確認すると、多くの方が心配しているほど高頻度ではないことがわかります。
性機能系の副作用(ED・性欲減退)の実際の発現率
改めて数値で整理すると、以下のとおりです。
| 副作用 | フィナステリド | デュタステリド |
|---|---|---|
| ED(勃起機能障害) | 0.7%(PMDA添付文書) 出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA | 4.3%(国内臨床試験) 出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA |
| 性欲減退 | 1.1%(PMDA添付文書) 出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA | 3.9%(国内臨床試験) 出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA |
| 射精障害 | 記載なし | 1.3%(国内臨床試験) 出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA |
フィナステリドでは100人中99人は性機能に影響なく服用しています。デュタステリドも副作用発現率は数%程度ですが、プラセボ群でもEDは4.0%、性欲減退は2.4%が報告されており、心理的要因(ノセボ効果)の影響も無視できません。
出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA
ミノキシジル内服薬では多毛症(体毛増加)が約15.1%と最も多く報告されています。循環器系症状(めまい・動悸・むくみ)も一定頻度で見られるため、心疾患や血圧に関わる持病がある方は特に医師への事前相談が必要です。
出典: Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss: A multicenter study of 1404 patients, J Am Acad Dermatol 2021(PMID 33639244)
副作用が出たら:薬の変更・用量調整・返金保証の流れ
副作用が出た場合の対処は主に3つです。
- 服用中止:ほとんどの副作用は服薬をやめることで回復します。不可逆的な影響が残るケースは非常にまれとされています
- 薬の変更・用量調整:デュタステリドで副作用が出た場合、フィナステリドへ切り替えたり用量を下げたりする選択肢があります
- 返金保証の活用:副作用対応の返金保証を設けているクリニックもあります(クリニックフォア・湘南AGAクリニック・AGAスキンクリニック等)。ただし適用条件はクリニックによって異なります
副作用を感じたらまず処方したクリニックに相談を。自己判断での服薬中止ではなく、医師と相談のうえで対処方針を決めることが重要です。
薬をやめた後はどうなる?リバウンドのタイムライン
「一生飲み続けなければいけないのか」という不安を感じる方も多いでしょう。
残念ながら、AGA治療薬(特にフィナステリド・デュタステリド)は服薬を中止すると効果が徐々に戻る(リバウンド)のが一般的です。
服薬を中止すると徐々に効果が薄れ、再び脱毛が進行するケースが報告されています。リバウンドの速度や程度には個人差があり、発毛効果をキープするには継続的な服用が前提となります。担当医に相談のうえ治療継続の判断を行うことが重要です。
「一生飲み続ける」というより「薄毛の進行を抑えたい期間は飲み続ける」という感覚で捉えると、長期服薬の意味が理解しやすくなります。
他の薬との飲み合わせ禁忌と服薬タイミング
フィナステリドやデュタステリドは、降圧薬との相互作用は比較的少ないとされています。
一方でミノキシジル(特に内服薬)は元々降圧薬として開発された薬です。降圧薬との併用では血圧が過度に下がるリスクがあるため、高血圧の治療薬を服用中の方は必ず医師に申告してください。また、イブプロフェン(鎮痛剤)との併用にも注意が必要とされています。
服薬タイミング(食前・食後等)については各薬の添付文書や担当医の指示に従うのが原則です。毎日決まった時間に服用する習慣をつけることが、長期治療の継続において重要なポイントになります。
なお、フィナステリド・デュタステリドは女性(特に妊婦・妊娠の可能性がある方)への使用は禁忌です。破損した錠剤やカプセルへの接触も避ける必要があります。
出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA
出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA
AGA治療薬が処方されるおすすめクリニック6選を比較
ここからは、実際に治療薬を処方してもらえるクリニックを6院紹介します。月額費用・初診料・返金保証・オンライン診療対応の4点を一覧で確認してください。
| クリニック | 予防プラン月額(税込) | 初診料 | 返金保証 | オンライン診療 |
|---|---|---|---|---|
| クリニックフォア | 月額3,650円〜(定期配送) | 無料 | あり(条件あり) | 対応 |
| AGAヘアクリニック | 月額3,600円〜(2ヶ月目以降) | 無料 | なし | 対応 |
| 湘南AGAクリニック | 月額3,000円〜 | 無料 | あり(条件あり) | 対応 |
| AGAスキンクリニック | 初月3,700円 / 2ヶ月目以降6,600円〜 | 無料 | あり(条件あり) | 対応 |
| レバクリ | 月額1,349円〜(定期12ヶ月) | 無料 | あり(副作用時) | 対応 |
| ゴリラクリニック | 月額3,000円〜(海外製フィナステリド) | 無料 | あり(条件あり) | 対応 |
※掲載価格は各クリニック公式サイトの料金情報に基づきます。最新情報は各クリニック公式サイトでご確認ください。
AGA治療薬が処方されるおすすめクリニック6選
各クリニックの特徴と処方体制を詳しく解説します。
クリニックフォア
| クリニックフォアの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン料金 | 月額3,650円〜(定期配送) |
| 発毛プラン料金 | 月額9,800円〜(定期配送) |
| 初回料金 | 1,760円(予防プラン・定期配送初月) |
| 治療薬 | フィナステリド / デュタステリド / ミノキシジル |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| オンライン診療 | 対応 |
| クリニック数 | 10院以上 |
| 全額返金保証 | あり |
- 初月1,760円(予防プラン・定期配送初月)から治療を開始できる
- 全国10院以上展開+オンライン診療にも対応
- 効果を実感できない場合の全額返金保証制度あり
クリニックフォアは東京・大阪・埼玉・福岡を中心に10院以上を展開し、オンライン診療にも対応しています。初診料無料で、予防プランは定期配送で月額3,650円〜と費用を抑えやすい設定です。
発毛プランは月額9,800円〜(定期配送)で、組み合わせ治療を希望する方にも対応しています。定期配送初月1,760円の割引キャンペーンも実施しています(予防プラン)。
返金保証については詳細な適用条件が設けられているため、公式サイトでご確認ください。支払い方法はクレジットカード・GMO後払い・代金引換・Paidy・Amazon Payと多様です。
AGAヘアクリニック
| AGAヘアクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン料金 | 月額1,800円〜(初月)/ 月額3,600円〜(2ヶ月目以降) |
| 発毛プラン料金 | 月額10,800円〜 |
| 初回料金 | 1,800円(予防プラン初月) |
| 治療薬 | フィナステリド / デュタステリド / ミノキシジル |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| オンライン診療 | 対応 |
| クリニック数 | 10サロン以上 |
| 全額返金保証 | なし |
- 初月1,800円(予防プラン初月)から治療を開始できる
- 全国13院展開+オンライン診療にも対応
- 初診料・カウンセリングが無料
AGAヘアクリニックは東京・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫など10サロン以上を展開し、オンライン診療も提供しています。初診料無料で、予防プランの初月は1,800円と試しやすい料金設定が特徴です。2ヶ月目以降は月額3,600円〜となります。
来院・オンラインの両方に対応しており、発毛プランは月額10,800円〜。クレジットカードや現金、電子マネー、銀行振込に対応しています。
湘南AGAクリニック
| 湘南AGAクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン料金 | 月額3,000円〜 |
| 発毛プラン料金 | 月額9,980円〜 |
| 初回料金 | 3,000円〜 |
| 治療薬 | フィナステリド / ミノキシジル |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| オンライン診療 | 対応 |
| クリニック数 | 100院以上 |
| 全額返金保証 | あり |
- 予防プラン月額3,000円〜から治療可能
- 全国100院以上展開+オンライン診療にも対応
- 効果を実感できない場合の全額返金保証制度あり
湘南AGAクリニックは100院以上の全国展開が最大の強みです。初診料無料で、フィナステリドの月額は3,000円〜と、大手クリニックとしては抑えめの価格帯を維持しています。
メソセラピーや自毛植毛にも対応しており、薬物療法から外科的アプローチまで一貫して受けられます。送料無料でオンライン診療にも対応。返金保証については詳細な適用条件があります。クレジットカード・メディカルローン・デビットカード・現金が利用できます。
全国100院以上・送料無料・自毛植毛まで対応の総合力が強みです。
AGAスキンクリニック
| AGAスキンクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン料金 | 月額3,700円〜(初月)/ 月額6,600円〜(2ヶ月目以降) |
| 発毛プラン料金 | 月額16,800円〜 |
| 初回料金 | 3,700円(予防プラン初月) |
| 治療薬 | フィナステリド / デュタステリド / ミノキシジル |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| オンライン診療 | 対応 |
| クリニック数 | 60院以上 |
| 全額返金保証 | あり |
- 初月3,700円(予防プラン初月)から治療を開始できる
- 全国60院以上展開+オンライン診療にも対応
- 効果を実感できない場合の全額返金保証制度あり
AGAスキンクリニックは全国60院以上を展開し、初診料無料・オンライン診療対応しています。予防プランの初月は月額3,700円〜、2ヶ月目以降は月額6,600円〜です。
血液検査が初診時に含まれており、内臓機能の確認をしたうえで処方が行われます。「のりかえ割・学割・ペア割」などのキャンペーンも実施中です。返金保証については詳細な適用条件があります。送料は無料です。
血液検査込み・送料無料・のりかえ割など充実したサポート体制が特徴です。
レバクリ
| レバクリの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン料金 | 月額1,349円〜(定期配送12ヶ月) |
| 発毛プラン料金 | 月額1,650円〜(定期配送12ヶ月) |
| 初回料金 | 1,349円(育毛プラン)(定期配送12ヶ月) |
| 治療薬 | フィナステリド / デュタステリド / ミノキシジル |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| オンライン診療 | 対応 |
| クリニック数 | 全国対応(オンライン診療) |
| 全額返金保証 | あり |
- 予防プラン月額1,349円〜(定期配送12ヶ月)から治療可能
- オンライン診療に対応し、自宅から受診できる(必要に応じて対面検査が行われる場合があります)
- 効果を実感できない場合の全額返金保証制度あり
レバクリはオンライン診療を中心に提供しているクリニックで、全国対応しています。予防プランは定期配送12ヶ月コースで月額1,349円〜と、掲載6院のなかで最も費用を抑えられる設定です。育毛プランも月額1,650円〜と低価格帯。
初診料無料で、返金保証は副作用が出た場合に適用されます。クレジットカード・分割払い・代金引換に対応。費用を重視して治療を始めたい方に向いています。
月額1,349円〜と費用を抑えやすい設定。費用重視の方の選択肢になります。
ゴリラクリニック
| ゴリラクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン料金 | 月額3,000円〜(海外製フィナステリド) |
| 発毛プラン料金 | 月額9,800円〜 |
| 初回料金 | 8,500円(発毛プラン初回3ヶ月トライアル) |
| 治療薬 | フィナステリド / デュタステリド / ミノキシジル |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| オンライン診療 | 対応 |
| クリニック数 | 25院 |
| 全額返金保証 | あり |
- 予防プラン月額3,000円〜(海外製フィナステリド)から治療可能
- 全国25院展開+オンライン診療にも対応
- 血液検査が治療費に含まれている
ゴリラクリニックは東京・横浜・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台など25院展開し、オンライン診療にも対応しています。初診料無料で、海外製フィナステリドの月額は3,000円〜、国内製は月額4,800円〜と、製造元を選べる点が特徴です。
3ヶ月以上のプランでは血液検査が無料になるキャンペーンを実施しています。血液検査が含まれることで治療前の身体状況を確認できます。返金保証については詳細な適用条件があります。なお、送料は別途かかります。クレジットカード・医療ローン・現金に対応しています。
よくある質問(Q&A)
AGA治療薬はどれから始めればいい?
薄毛の進行が初期段階なら、まずフィナステリドの単剤から始めるのが一般的です。副作用リスクが比較的低く、月額3,000円台(ジェネリック)から始められます。
進行が気になる段階や、より積極的なアプローチを希望する場合は、担当医に相談のうえでデュタステリドへの変更や、ミノキシジルとの併用を検討するとよいでしょう。
副作用は絶対に出るもの?出なかった人はいる?
副作用が出ない方のほうが多数です。フィナステリドでは100人中99人は性機能への影響なく服用しています。
出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA
デュタステリドでも性機能系の副作用は数%程度。ただしプラセボ群でも同様の症状が報告されているため、心理的要因の影響も無視できません。副作用が出た場合も、服薬中止で回復するケースがほとんどとされています。
出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA
ジェネリック薬は先発品と効き目が同じ?
ジェネリックは先発品と有効成分・用量が同一であることが承認要件です。溶出性試験(有効成分の溶け方の同等性検証)もクリアしたうえで販売されています。
ただし添加剤や錠剤の形状はメーカーにより異なります。先発品とジェネリックで体感の差を感じる方もいるため、気になる場合は担当医に相談してみてください。
ミノキシジル内服(未承認)は危険?処方してもらえる?
ミノキシジル内服薬は国内未承認ですが、多くのAGAクリニックで自由診療として処方されており、「未承認だから入手できない薬」ではありません。
ただし国内未承認薬である以上、PMDA(医薬品医療機器総合機構)が承認した添付文書が存在しません。副作用(多毛症・循環器系症状等)のリスクや長期安全性に関する情報は最新の臨床研究に基づくもので、まだ研究が積み上がる段階です。処方を希望する場合は、医師から十分な説明を受けてから判断してください。
出典: Safety of low-dose oral minoxidil for hair loss: A multicenter study of 1404 patients, J Am Acad Dermatol 2021(PMID 33639244)
薬をやめたら抜け毛が戻る(リバウンド)って本当?
フィナステリド・デュタステリドを中止すると、服用前の状態に戻る(リバウンド)のが一般的です。服薬を中止すると徐々に効果が薄れ、再び脱毛が進行するケースが報告されています。リバウンドの速度や程度には個人差があります。
効果を維持したい期間は継続的な服薬が必要です。「いつやめられるか」より「どのくらいの期間、薄毛の進行を抑えたいか」を基準に、医師と相談しながら治療計画を立てるとよいでしょう。
まとめ
AGA治療薬は「守り(DHT阻害)」のフィナステリド・デュタステリドと、「攻め(発毛促進)」のミノキシジル外用・内服の計4種類。役割を整理すると、薬の選び方の全体像が見えてきます。
副作用については、フィナステリドの性機能系副作用は1%台、デュタステリドは数%程度です。数値で見ると、「副作用が出る方のほうが少数」であることがわかります。ただし個人差があるため、気になる症状が出たら早めに担当医に相談してください。
出典: プロペシア錠 添付文書 PMDA
出典: ザガーロカプセル 添付文書 PMDA
費用面では、ジェネリックのフィナステリド単剤なら月額3,000円台から始められます。進行度や目的に応じて組み合わせを選べば、年間コストの見通しも立てやすくなります。
「まず何から始めたらいいかわからない」という段階でも、初診無料・オンライン診療対応のクリニックに相談するところから動き出せます。気になったタイミングが、情報を集めて一歩前に進む最初のステップです。
【ご注意】AGA治療は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果が得られるわけではありません。掲載価格は執筆時点の情報であり、最新の料金は各クリニック公式サイトでご確認ください。副作用が心配な方・持病のある方は必ず医師にご相談ください。ミノキシジル内服薬は国内未承認薬です。個人輸入による薬の入手はリスクがあります。フィナステリド・デュタステリドは妊婦・妊娠可能な女性への使用は禁忌です。

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