自毛植毛の費用は「基本治療費+グラフト単価×移植株数」という単純な式で決まります。総額の目安は500グラフトで50万〜90万円、1,500グラフトで120万〜200万円程度とされます。同じ株数でもクリニックによって1.5倍以上の差が出ます。
この記事では、薄毛の範囲別に必要株数と総額をシミュレーションし、植毛に対応する主要6院の基本治療費・グラフト単価・保証を横断比較します。薬剤治療を10年続けた場合との生涯費用、医療ローンの月額、モニターや交通費補助で下げられる金額の範囲も整理しました。

- 費用は「基本治療費+グラフト単価×移植株数」で決まる
- 総額目安は500グラフトで50〜90万円、1,500グラフトで120〜200万円程度
- 少ない株数は基本治療費の有無、多い株数はグラフト単価の差で総額に2倍前後の開きが出る
- 少株数なら基本治療費なしの単価型、多株数なら単価の低い院が総額で有利
自毛植毛の費用相場は「グラフト単価×株数+基本治療費」で決まる【結論】
先に結論を示します。自毛植毛の総額は500グラフトで50万〜90万円、1,500グラフトで120万〜200万円、2,000グラフト超で180万〜300万円程度が目安とされます。
1グラフトとは毛包単位のことで、1グラフトに1〜4本の毛が含まれます。
出典: Nonshaven Follicular Unit Extraction: Personal Experience(PMC)移植する「本数」ではなく「グラフト数」で単価が決まる料金体系が一般的。
| グラフト数 | 総額の目安レンジ | 主な対象部位・進行度 |
|---|---|---|
| 500グラフト | 50万〜90万円 | 生え際のわずかな後退、M字の軽度な補填 |
| 1,000グラフト | 約72万〜121万円(各院の公式単価による試算・刈らない術式を除く) | M字型の後退、前頭部の一部、つむじ周辺 |
| 1,500グラフト | 120万〜200万円 | 前頭部全体、ハミルトン分類Ⅲ〜Ⅳ型相当 |
| 2,000グラフト以上 | 180万〜300万円 | 広範囲の薄毛、頭頂部まで含む重度の進行例 |
レンジがこれだけ広いのは、グラフト単価(おおむね550円〜2,200円程度、プランによってはそれ以上)と基本治療費(0円〜33万円)の差が積み上がるためです。
同じ1,000グラフトでも、基本治療費なし・1グラフト720円の湘南AGAクリニックなら72万円前後。基本治療費22万円+1グラフト990円の親和クリニックMIRAI法では121万円前後と、約1.7倍の開きが生まれます。

自毛植毛は自由診療であり、保険は適用されません。
出典: 厚生労働省 医療広告規制費用は全額自己負担になるため、カウンセリング前に「自分の範囲だと何株で、いくらのレンジか」を掴んでおくと見積もりの妥当性を判断しやすくなるでしょう。
費用の計算式|基本治療費+グラフト単価×移植株数
計算式はシンプルです。
総額 = 基本治療費(0〜33万円)+ グラフト単価 × 移植グラフト数
アイランドタワークリニックのi-Direct法は、基本治療費22万円に1グラフト990円。1,000グラフト移植なら「22万円+99万円=121万円」が目安になります。
対して湘南AGAクリニックのスマートFUE植毛は基本治療費を設けず、1グラフト720円。同じ1,000グラフトでも72万円前後で収まる計算です。

基本治療費はカウンセリング後の手術準備・麻酔・術中管理などをまとめた固定費で、株数に関係なく発生します。つまり移植株数が少ないほど、総額に占める固定費の比重が大きくなる構造。
500グラフトの植毛で基本治療費22万円が乗ると、単価分だけを見た印象より総額は跳ね上がります。逆に2,000グラフトを超える広範囲では、固定費の差より1株あたり数百円の単価差が総額を大きく動かします。
公式サイトで目に入りやすいのは「1グラフト〇〇円〜」の単価表示です。
単価だけを比べると判断を誤りやすいので、必ず基本治療費とセットで試算してください。
術式(FUE・FUT・刈り上げの有無)でグラフト単価が変わる理由
グラフト単価はドナー(後頭部)から毛包をどう採取するかで変わります。大きく分けてFUT法(切開法)とFUE法(非切開法)の2系統。
| 項目 | FUT法(切開法) | FUE法(非切開法) |
|---|---|---|
| グラフト単価目安 | 院により異なる(掲載院の多くはFUE系術式) | 550〜2,200円程度(院・刈り上げの有無で変動) |
| 採取方法 | 後頭部の皮膚を帯状に切除し毛包を分割 | 専用パンチで毛包を1つずつ採取 |
| 傷跡 | 線状の傷跡が残る | 点状で目立ちにくい |
| ダウンタイム | 縫合を伴うため抜糸が必要で、FUEより回復に時間がかかる傾向 | 比較的短く、違和感も少ない傾向 |
| 大量採取 | 得意(2,000グラフト超に対応しやすい) | 1つずつのため時間を要する |
| 向いている条件 | 広範囲・費用を抑えたい・短髪にしない | 刈り上げや短髪を維持したい・傷跡を目立たせたくない |
一般にFUTは一度に帯状の頭皮から採取するため、大量移植しやすいとされます。その代わり後頭部に線状の瘢痕が残り、短髪では見えることがあります。なお、生着率はFUTとFUEでほぼ同等とする報告があります。
出典: Josephitis D & Shapiro R, Hair Transplant Forum International 2018;28(5):179
FUEは毛包を1つずつ採取するため手術時間がかかる傾向がありますが、単価は院の料金体系によって大きく異なります。傷跡が点状にとどまる分、髪型の制約は小さくなるでしょう。
出典: Josephitis D & Shapiro R, Hair Transplant Forum International 2018;28(5):179

もう一つの単価要因が刈り上げの有無です。各院はドナー部を刈り上げる標準術式と、刈らないノンシェーブン術式を用意しています。
アイランドタワーのU-Direct法、親和クリニックのNC-MIRAI法、東京植毛美容外科のノーカットなどが刈らない側の術式で、いずれも標準術式より単価が高く設定されています。周囲に気づかれにくさを優先するなら、その分の上乗せを織り込んで見積もる必要があります。
見積もりに含まれる項目と別途かかりやすい費用
基本治療費に何が含まれるかは院ごとに異なります。麻酔・血液検査・術後の内服薬・翌日診察・洗髪サービス・定期検診まで含む院もあれば、別建ての院もあります。
カミノクリニックは基本治療費に麻酔と血液検査を含む料金体系。アイランドタワークリニックは初診料・血液検査・定期検診・カウンセリングが無料で、追加費用が発生しにくい設計になっています。
見積もり時に確認しておきたい項目を整理します。
- 麻酔代・血液検査代が基本治療費に含まれるか
- 術後の内服薬・痛み止め・抗生物質が別料金かどうか
- 翌日診察・洗髪・定期検診の回数と費用
- 保証制度が無料付帯か、有料オプションか
- 刈らない術式を選んだ場合の単価の上乗せ幅
- 遠方から通う場合の交通費・宿泊費の扱い
特に見落としやすいのが保証の費用です。
アイランドタワークリニックの全額保証制度は無料付帯ではなく、手術費用の20%を別途支払う有料オプション。保証込みで比べたい方は、この上乗せ分を総額に入れて他院と並べてください。
植毛後も既存毛を守る内服薬は続くため、薬代も生涯費用として計上しておくと現実的な資金計画になります。
出典: Orentreich N, Ann N Y Acad Sci 1959(ドナードミナンス)総額の差は、結局のところグラフト単価と基本治療費、そしてオプション費の差の積み重ねです。
薄毛の範囲別|必要株数と総額の費用シミュレーション
必要な株数は薄毛の範囲でほぼ決まります。自分のパターンを表に当てはめれば、総額の見当がつきます。
| 部位・パターン | 目安グラフト数 | 総額の目安 |
|---|---|---|
| M字(軽度) | 750〜1,000グラフト | 60万〜130万円 |
| M字(中〜重度)+額中央 | 1,000〜1,500グラフト | 80万〜200万円 |
| つむじ(頭頂部) | 500〜1,000グラフト | 50万〜130万円 |
| 前頭部全体 | 1,500〜2,000グラフト | 120万〜270万円 |
| 前頭部+頭頂部(広範囲) | 2,000グラフト以上 | 180万〜300万円超 |
生え際の軽度な後退で500グラフト前後、前頭部全体では1,500グラフト前後が目安とされます。実際に必要な株数は、診察で頭皮の状態を確認したうえで決まります。
ここで押さえたい判断軸が一つあります。
少ない株数では基本治療費の有無が、多い株数ではグラフト単価の差が総額を左右するという点です。

M字・生え際(少ない株数)の費用目安|基本治療費の有無が効く
生え際の軽度な後退なら500グラフト前後が目安とされ、総額は50万〜90万円程度が相場とされます(範囲により増減)。
この株数帯でもっとも総額を動かすのは、実は単価ではなく基本治療費です。500グラフトで試算してみましょう。
| 料金体系 | 500グラフトの試算 | 総額 |
|---|---|---|
| 基本治療費なし・1グラフト720円 | 0円+36万円 | 約36万円 |
| 基本治療費22万円・1グラフト990円 | 22万円+49.5万円 | 約71.5万円 |
単価の差は1株270円ですが、総額では約2倍の開きになりました。固定費22万円が500株に按分されると、1株あたり440円の上乗せに相当するからです。
生え際だけ、M字だけといった小範囲の植毛を考えている方は、基本治療費を設けない単価型の料金体系を優先して探すと総額を抑えやすくなります。湘南AGAクリニックと東京植毛美容外科がこのタイプ。
ただし生え際は仕上がりの自然さが最も問われる部位でもあります。毛の向きや密度のグラデーションは医師の技術に左右されるため、価格だけで決めずに症例写真を見て判断するとよいでしょう。
頭頂部・前頭部(中程度の株数)の費用目安
1,000〜1,500グラフト前後を中程度の株数帯とすると、総額は院の料金体系によって70万円台〜200万円程度まで幅があります(下表の試算参照)。
1,000グラフトで料金体系ごとに比べると、次のようになります。
| 料金体系 | 1,000グラフトの試算 | 総額 |
|---|---|---|
| 基本治療費なし・1グラフト720円 | 0円+72万円 | 約72万円 |
| 基本治療費22万円・1グラフト990円 | 22万円+99万円 | 約121万円 |
| 基本治療費33万円・1グラフト2,200円(刈らない術式) | 33万円+220万円 | 約253万円 |
刈り上げない術式を選ぶと、同じ株数でも総額が2倍以上になるケースがあります。仕事を休みにくい方には価値のある選択肢ですが、費用インパクトは大きい。
この株数帯では固定費と単価の影響がほぼ同じくらい効いてきます。基本治療費に何が含まれるかを含めて、2〜3院で同じ株数の見積もりを取って並べるのが現実的な比較方法です。
デザインの優先順位を医師と相談し、株数を絞って予算内に収める調整もできます。
前頭部から頭頂部の広範囲(多い株数)の費用目安|グラフト単価の差が効く
前頭部から頭頂部まで含む広範囲では2,000グラフト超が目安とされ、総額は180万〜300万円程度が相場とされます。ここからは単価の差がそのまま総額の差になります。
| グラフト単価 | 2,000グラフトの移植費 | 単価差による総額差 |
|---|---|---|
| 720円 | 144万円 | — |
| 990円 | 198万円 | +54万円 |
| 1,500円 | 300万円 | +156万円 |
1株270円の違いが2,000株では54万円に膨らみます。基本治療費22万円の有無より、単価差のインパクトが上回るわけです。
広範囲を希望する方は、グラフト単価を抑えた料金体系の院を軸に検討するのが合理的。独自開発の植毛機器で施術効率を上げ、単価を抑えた料金体系を取るカミノクリニックのような専門院が候補になります。
多株数では別の制約も出てきます。
後頭部から採取できる株数には限りがあり、薄毛が広範囲に進行している場合は希望の株数を確保できないこともあります。
その場合は複数回に分けるか、優先部位に絞る判断になります。一度で仕上げる前提で予算を組むと想定が崩れるため、カウンセリングでドナー密度と採取可能株数を必ず確認してください。
自分の株数レンジが見えたら、次はどの料金体系の院が有利かを比較表で確認しましょう。
自毛植毛クリニックの費用比較表|基本治療費・グラフト単価・保証で横断比較
自毛植毛に対応するクリニックのうち、費用の比較軸が異なる6院をピックアップし、費用を左右する項目で横断比較しました。オンライン診療中心のAGAクリニックは植毛を扱わないため、ここでは植毛を提供する院だけを並べています。
| クリニック | 基本治療費 | グラフト単価の目安 | 植毛対応院・エリア | 保証 |
|---|---|---|---|---|
| アイランドタワークリニック | 22万円(i-Direct法) | 990円〜/刈らないU-Direct法は上乗せ | 新宿本院の1院(東京) | 全額保証制度あり(有料オプション・手術費用の20%を別途支払い) |
| 湘南AGAクリニック | なし(スマートFUE・ノンシェーブンとも) | 720円〜 | グループ全体で200院以上のうち植毛対応院(新宿・横浜・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台・広島など) | 全額返金保証あり(投薬治療が対象) |
| AGAスキンクリニック | 11万〜22万円(血液検査料込) | 533.5円〜(プランにより変動、10プランは2,145円〜) | 東京品川院・大阪西梅田院の2院のみ | 全額返金制度あり(投薬治療が対象) |
| 親和クリニック | 22万円(MIRAI法)/33万円(NC-MIRAI法) | 990円〜(MIRAI法)/2,200円〜(NC-MIRAI法) | 6院(東京3院〈新宿本院・新宿西口院・銀座院〉・大阪・名古屋・福岡/仙台院は2026年10月開院予定) | 返金保証の記載なし |
| カミノクリニック | あり(麻酔・血液検査を含む) | 独自機器で単価を抑えた体系 | 銀座・品川・名古屋の直営3院+提携(大阪・福岡) | 返金保証の記載なし |
| 東京植毛美容外科 | なし | FUE4術式(刈り上げ幅)で変動 | 新富町の1院(東京) | 返金保証の記載なし |
同じ株数でも総額が変わる要因は3つに整理できます。基本治療費の有無、グラフト単価、そして保証費の扱いです。
アイランドタワークリニックの全額保証は無料で付くものではなく、手術費用の20%を別途支払う有料オプション。保証込みで比較するなら、単価と固定費に20%を加えた金額で他院と並べる必要があります。
湘南AGAクリニックとAGAスキンクリニックの返金制度は、投薬治療を対象とした制度です。
植毛の生着に対する保証とは性質が違うため、混同しないよう注意してください。
保証の内容を確認するときの着眼点は次の5つ。
- 対象となるプラン・術式が限定されていないか
- 生着率など判定の基準が示されているか
- 申請できる期限(術後何ヶ月以内か)
- 写真撮影・定期検診など手続き上の要件
- 返金される範囲(全額か一部か、再手術のみか)
返金ではなく再手術で対応する「生着保証」型の院もあります。返金を期待して契約すると齟齬が出るので、どちらの型かをカウンセリングで確かめておきましょう。
ここまで整理すれば、自分の株数レンジで総額を抑えやすい院を絞り込めます。
費用で選ぶ自毛植毛クリニックおすすめ6選
比較表の結論を先に置きます。少ない株数なら基本治療費を設けない単価型、多い株数ならグラフト単価の低い院が総額で有利になります。
以下では6院それぞれについて、どの株数レンジ・どの術式で総額を抑えやすいか、基本治療費に何が含まれるか、モニターや交通費補助など総額に影響する制度があるかという費用の切り口で紹介します。
アイランドタワークリニック|有料の全額保証込みで総額を見積もる専門院
| アイランドタワークリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 自毛植毛の術式 | i-Direct法(刈り上げる)/U-Direct法(刈らない) |
| 基本治療費 | 220,000円 |
| グラフト(株)単価 | 990円(i-Direct)/1,650円(U-Direct) |
| 初診料・カウンセリング | 無料(血液検査・オンライン相談・定期検診も無料) |
| 保証制度 | 全額保証サービス(施術費用の20%を払う有料オプション・生着不良時は全額返金または無償再手術) |
| オンライン診療 | 非対応(植毛は対面) |
| クリニック数 | 1院 |
| 主な院・所在地 | 東京(新宿本院) |
- 累計症例39,000件超・独自のi-Direct法で国内シェア上位を掲げる自毛植毛専門院
- 刈り上げるi-Direct法と刈らないU-Direct法を選べ、生着率の公表値がある
- 有料オプションの全額保証制度と、交通費・宿泊費サポートで遠方からも受けやすい
返金保証の適用条件
全額保証制度あり(無料付帯ではなく有料オプション。手術費用の20%を別途支払い)。
・移植毛の生着が全く見られない場合: 手術代金を全額返金、または追加費用なしで再手術
・生着が通常以下の場合: 追加費用なしの再手術のみ(返金なし)
※適用は当院規定による。詳細条件は公式サイトで現在非公開のため要問い合わせ
「生着しなかったときの金銭リスクを織り込んだうえで総額を決めたい」という方に向くのが、有料の全額保証制度を選べるアイランドタワークリニックです。
保証は無料付帯ではなく、手術費用の20%を別途支払うオプション。移植毛の生着がまったく見られない場合は手術代金の全額返金または追加費用なしの再手術、生着が通常以下の場合は再手術のみという設計です。
費用の基本形は基本治療費22万円+1グラフト990円のi-Direct法。1,000グラフトなら約121万円が目安で、保証を付けるならこの2割を上乗せして考えます。
刈り上げないU-Direct法も選べるため、術後の見た目の変化を抑えたい方の選択肢もあります。刈らない術式は単価が上がる点を前提に見積もってください。
初診料・血液検査・定期検診・カウンセリングは無料で、追加費用が発生しにくい体制。支払いはクレジットカードと分割払いに対応し、月々の負担を小さくする設計も可能です。
公式サイトでは累計症例39,000件超・生着率94%と公表しています(いずれも同院の公表値)。ただし測定基準・対象症例数・測定時期は公開されていない点に留意してください。
院は新宿本院の1院のみ。地方在住の方は遠征が前提になりますが、交通費・宿泊費のサポートがあるため、実費を含めた総額で他院と比べられます。
湘南AGAクリニック|基本治療費なしで少株数の植毛総額を抑えやすい
| 湘南AGAクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン料金 | 月額3,000円〜 |
| 発毛プラン料金 | 月額8,500円〜(発毛・フィナ+ミノキ/3ヶ月) |
| 治療薬 | フィナステリド / デュタステリド / ミノキシジル / ビタミン・ミネラル・アミノ酸(HRタブレットV) / プロペシア錠 / ザガーロ カプセル |
| 初診料・カウンセリング | 無料※1 |
| オンライン診療 | 対応 |
| クリニック数 | グループ全体で200院以上 |
| 全額返金保証 | あり※2 |
※2 諸条件あり。詳細はHPでご確認ください。
- 予防プラン月額3,000円〜から治療可能
- グループ全体で200院以上を展開+オンライン診療にも対応
- 継続服用後も効果がないと当院が判断した場合の全額返金保証あり(対象薬・条件あり)
M字や生え際など少ない株数の植毛で総額を抑えたい方に向くのが、基本治療費を設けない料金体系の湘南AGAクリニックです。
スマートFUE植毛もノンシェーブン植毛も固定費なしで、グラフト単価だけで総額が決まります。
1グラフト720円のため、500グラフトなら約36万円から検討できる計算。
固定費22万円の院と500株で比べると総額はほぼ2倍変わります。小範囲の植毛ほど、この料金体系の効き方が大きくなるでしょう。
グループ全体で200院以上のうち、新宿・横浜・大阪・名古屋・福岡・札幌・仙台・広島など各地の対応院で植毛を受けられます。地方から東京へ遠征せずに済むケースが多いのは、大手の全国網の強み。
投薬から注入治療、植毛まで同じクリニックで段階を追える点も費用面で意味があります。予防プランは月額3,000円〜、発毛プランは月額8,500円〜(税込)で、植毛後の既存毛の維持治療を同じ院で続けられます。初診料は無料、オンライン診療にも対応しています。
一方で執刀医の指名や症例規模は院ごとに差があります。植毛対応ドクターの在籍院を事前に確認して予約するとよいでしょう。
オンライン診療対応・初診料0円。まずは無料カウンセリングで相談できます
予約は公式サイトから3分ほどで完了します

AGAスキンクリニック|植毛対応院は限られるが術後の投薬を全国院で継続できる
| AGAスキンクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 予防プラン料金 | 月額3,700円〜(初月)/ 月額6,600円〜(2ヶ月目以降) |
| 発毛プラン料金 | 月額16,800円〜 |
| 初回料金 | 3,700円(予防プラン初月) |
| 治療薬 | フィナステリド / デュタステリド / ミノキシジル |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| オンライン診療 | 対応 |
| クリニック数 | 60院以上 |
| 全額返金保証 | あり |
- 初月3,700円(予防プラン初月)から治療を開始できる
- 全国60院以上展開+オンライン診療にも対応
- 患者と当院双方が効果なしと判断した場合の全額返金制度あり(適用条件あり)
植毛後の維持治療コストまで見据えて選びたい方に向くのが、全国60院以上で投薬を続けられるAGAスキンクリニックです。
自毛植毛(ヘアストロング植毛)に対応するのは東京品川院と大阪西梅田院の2院のみ。投薬やメソセラピーを受けられる院数とは対応範囲が違うため、居住地によっては手術のための移動が必要になります。
植毛後も既存毛のAGAは進行するため、内服薬によるAGA治療の継続は前提です。最寄りの院で維持治療を続けられることは、植毛専門院にはない利点。
予防プランは初月3,700円・2ヶ月目以降6,600円/月、発毛プランは月額16,800円〜(税込)。血液検査込み・送料無料で、初診料は無料です。
のりかえ割・学割・ペア割といった割引制度があり、条件に該当すれば実質負担を調整できます。
投薬に対する全額返金制度もありますが、対象は12ヶ月以上契約したオリジナル発毛薬などで、植毛の生着に対する保証ではありません。オンライン診療にも対応しており、術後の再診を続けやすい環境が整っています。
オンライン診療対応・初診料0円。まずは無料カウンセリングで相談できます
予約は公式サイトから3分ほどで完了します
親和クリニック|モニター制度と刈らない術式を選べる全国の専門院
| 親和クリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 自毛植毛の術式 | MIRAI法(メス不使用)/NC-MIRAI法(刈り上げない)/United-MIRAI法 |
| 基本治療費 | 220,000円(MIRAI法)/330,000円(NC-MIRAI法) |
| グラフト(株)単価 | 990円(MIRAI法)/2,200円(NC-MIRAI法) |
| 初診料・カウンセリング | 無料(定期検診・翌日洗髪も無料) |
| 保証制度 | 記載なし(モニター価格あり) |
| オンライン診療 | 非対応(植毛は対面) |
| クリニック数 | 6院 |
| 主な院・所在地 | 新宿本院・新宿西口・銀座・大阪・名古屋・福岡(仙台 2026年10月開院予定) |
- 累計13,000件超の実績を持つ自毛植毛専門院。メスを使わないMIRAI法で高密度に移植
- 新宿・銀座・大阪・名古屋・福岡に直営院があり、地方でも専門院で施術から経過観察まで完結
- 刈り上げないNC-MIRAI法とモニター制度で、見た目と費用の希望に合わせやすい
地元で植毛専門院の施術を受けたい方、モニター価格で費用を下げたい方に向くのが親和クリニックです。
東京3院(新宿本院・新宿西口院・銀座院)に加えて大阪・名古屋・福岡に院を持ち(仙台院は2026年10月開院予定)、施術から術後の経過観察まで地元で受けられます。遠征費とダウンタイム中の移動負担を減らせるのは、地方在住者にとって実質的なコスト削減。
費用はメスを使わないMIRAI法が基本治療費22万円+1グラフト990円。500グラフトで71.5万円〜、1,000グラフトで121万円〜が目安です。
刈り上げないNC-MIRAI法は基本治療費33万円+1グラフト2,200円。髪型を維持したまま受けられる代わりに、単価はMIRAI法の2倍以上になります。
モニター制度を利用すると500グラフト357,500円〜・1,000グラフト605,000円〜になります。適用条件は公式サイトやカウンセリングで確認してください。
フィナステリド・デュタステリドは月額5,280円(税込)で処方しており、植毛後の残存毛の保護も同院で続けられます。初診料無料、支払いは現金・クレジットカードに対応。返金保証の記載はないため、保証を重視する方は他院と比較検討するとよいでしょう。
初診料0円。まずは無料カウンセリングで相談できます
予約は公式サイトから3分ほどで完了します
カミノクリニック|グラフト単価を抑えた料金体系で多株数の総額に強い
| カミノクリニックの基本情報 | |
|---|---|
| 自毛植毛の術式 | カミクリ式高密度植毛術(FUE)/ノンシェーブン植毛術 |
| 基本治療費 | 220,000円(麻酔・血液検査込) |
| グラフト(株)単価 | 550円(カミクリ式)/880円(ノンシェーブン) |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| 保証制度 | 記載なし |
| オンライン診療 | 非対応(植毛は対面) |
| クリニック数 | 3院+提携2院 |
| 主な院・所在地 | 東京(銀座・品川)・名古屋・提携: 大阪・福岡 |
- 独自開発の植毛機器(CFUシステム)で1株あたりの単価を抑えた料金体系
- 銀座・品川・名古屋の直営院に加え大阪・福岡の提携院で施術できる
- 累計植毛実績1万件以上・8名の医師体制
2,000グラフトを超える広範囲の植毛で総額を抑えたい方に向くのが、グラフト単価を抑えた料金体系のカミノクリニックです。
独自開発の植毛機器(CFUシステム)で施術効率を高め、単価を抑えた価格設定を実現した自毛植毛の専門院。多株数では単価差がそのまま総額差になるため、この構造が効きます。
基本治療費には麻酔と血液検査が含まれます。
検査代や麻酔代が後から乗ってくる心配が少なく、見積もり段階で総額の見通しを立てやすい設計です。
銀座・品川・名古屋の直営3院に加え、大阪・福岡の提携院でも施術可能。名古屋・福岡や大阪の自毛植毛専門院を探している方にとって、遠征せずに受けられる選択肢になります。
累計1万件以上の実績と複数の専門医による体制を掲げています。提携院での施術を検討する場合は、誰が執刀するのかを事前に確認しておきましょう。
初診料は無料。返金保証の記載はないため、生着不良時の対応方針をカウンセリングで聞いておくと、費用面のリスクを把握したうえで契約できます。
東京植毛美容外科|基本料金なしの単価型で刈り上げ幅に応じた術式を選べる
| 東京植毛美容外科の基本情報 | |
|---|---|
| 自毛植毛の術式 | FUE法4種(ツーブロックカット/ハイドカット/ノーカット/ロングヘア) |
| 基本治療費 | 0円 |
| グラフト(株)単価 | 990円(ツーブロック)〜2,200円(ロングヘア) |
| 初診料・カウンセリング | 無料 |
| 保証制度 | 記載なし |
| オンライン診療 | 非対応(植毛は対面) |
| クリニック数 | 1院 |
| 主な院・所在地 | 東京(新富町) |
- 基本料金0円でグラフト単価のみの料金体系
- 刈り上げ幅の異なるFUE法4種から髪型に合わせて選べる
- 植毛専門院出身の院長が執刀し、術後の洗髪サービスと定期問診がある
生え際やM字など少ない株数を、できるだけ髪型を崩さずに植毛したい方に向くのが東京植毛美容外科です。
基本料金を設けず、グラフト単価だけで総額が決まる料金体系。固定費が乗らないため、株数が少ない植毛ほど総額を抑えやすくなります。
FUEの4術式(ツーブロックカット・ハイドカット・ノーカット・ロングヘア)から、刈り上げ幅に応じて選べる点が特徴。刈り上げ範囲は術後の見た目と周囲に気づかれにくさに直結します。
刈らない術式ほど単価は上がる関係にあるため、「どこまで刈れるか」と「どこまで単価を許容するか」のバランスで選ぶことになります。選択肢が4つあることで、髪型の制約が強い方でも折り合いをつけやすいでしょう。
院長の佐藤文仁医師は、アスク井上クリニック等を経て2023年11月から現職です。術後ケアの内容と費用はカウンセリングで確認してください。術後ケアが料金に含まれるかどうかも、総額を左右する要素。
院は東京・新富町の1院で、初診料は無料。返金保証の記載はないので、生着不良時の対応を含めて見積もりを取り、他院と並べて判断してください。
6院を眺めたら、料金体系の型(基本治療費の有無×グラフト単価)で候補を2〜3院に絞り、同じ株数条件で見積もりを取ることをおすすめします。
薬剤治療と自毛植毛の生涯費用比較|どちらが総額で安くなるか
結論から述べます。薬剤治療で回復が見込めない部位があるかどうかが、生涯費用の分岐点です。
植毛は一度の支出で済むように見えますが、術後も既存毛の維持治療は続きます。薬剤治療を10年続けた場合の累計と、植毛費用+維持治療費を並べて考えるのが現実的な比較方法。

内服薬・外用薬を続けた場合の年間費用と10年累計
AGAの薬剤治療の費用はプランと院で差があります。対面クリニックの料金を基に10年累計を試算しました。
| プラン | 月額の目安 | 年間費用 | 10年累計 |
|---|---|---|---|
| 予防プラン(フィナステリド単剤) | 3,000〜6,600円 | 約3.6万〜7.9万円 | 約36万〜79万円 |
| デュタステリド単剤 | 5,280〜9,500円 | 約6.3万〜11.4万円 | 約63万〜114万円 |
| 発毛プラン(フィナステリド内服+ミノキシジル) | 8,500〜16,800円 | 約10.2万〜20.2万円 | 約102万〜202万円 |
フィナステリドはDHT(脱毛の原因物質)の生成を抑える「守りの薬」で、進行を抑える役割。ミノキシジルは血行を促して発毛を促す「攻めの薬」です。なお、ミノキシジル外用は推奨度Aですが、ミノキシジル内服は国内未承認で、診療ガイドライン2017年版では推奨度Dと評価されています。
出典: 日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版内服については副作用プロファイルが報告されていますが、長期的な安全性についてはさらなる研究が必要です。
出典: PMID 33639244
初期から軽度の段階なら予防プランで進行を抑えられるケースが多く、10年で36万〜79万円。すでに薄くなった部位の回復を狙う発毛プランでは、10年で100万円を超えることも珍しくありません。
薬剤治療は中止すると再び進行するため、実質的に半永久的な支出になります。
効果の実感までは3〜6ヶ月、1年程度かけて評価するのが一般的な目安です。
植毛後も既存毛の維持治療費はかかる|「一括で終わり」ではない
移植に使うのはDHTの影響を受けにくい後頭部のドナー毛です。そのため移植毛自体は抜けにくく、施術1回で長期的な効果が期待できます。
出典: Orentreich N, Ann N Y Acad Sci 1959(ドナードミナンス)

ただし植毛していない部分の既存毛は、AGAの影響を受け続けます。移植部だけが残って周囲が薄くなると、全体の見た目は不自然になってしまいます。
移植部だけが残る「離れ小島」状態を避けるには、植毛後も既存毛を維持する薬物治療を続ける必要があるとされています。
出典: Orentreich N, Ann N Y Acad Sci 1959(ドナードミナンス)
そのため生涯費用は「植毛費用+維持治療費」で計算するのが妥当です。1,000グラフト(72万〜121万円)に予防プラン10年分(36万〜79万円)を足すと、108万〜200万円のレンジ。
維持治療の内服薬には副作用もあります。
フィナステリドでは性欲減退(1〜5%)や勃起機能障害(1%未満)が報告されており、継続の可否は担当医と相談しながら決めることになります。
出典: PMDA フィナステリド添付文書
損益分岐の考え方|薬剤で効果が足りない部位があるかが判断基準
1,000グラフトの植毛(72万〜121万円)と発毛プラン10年継続(102万〜202万円)を並べると、費用はほぼ同水準か植毛のほうが下回ります。
この数字だけを見ると「長く続けるほど植毛が有利」と読めます。ただ、そう単純に置き換えられる治療ではありません。

診療ガイドライン2017年版のCQ4では、自毛植毛術は薬物療法で効果が十分でない症例に対し、他に手段がない状況で、十分な経験と技術を持つ医師が施術する場合に限り勧められると整理されています。
出典: 日本皮膚科学会 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版推奨度はBですが、第一選択の治療という位置づけではありません。
費用判断の前提もここにあります。まず薬物療法を尽くし、それでも回復しない部位が残るかどうか。回復の余地があるなら、薬剤を続けるほうが総額を抑えられます。
逆に、数年薬を続けても生え際が戻らないという状態なら、植毛は「薬では埋まらない部分に支出する」判断になります。つまり分岐点は年数ではなく、薬剤で効果が足りない部位があるかどうかです。

医療ローン・分割払いと費用を抑える制度
100万円を超える一括支払いが難しい場合、支払い手段と割引制度で負担を分散できます。ただし下げられる額と下げられない額は分けて考える必要があります。
医療ローン・分割払い|月々の負担と総支払額の考え方
医療ローンは金融機関の審査が必要です。審査に通った場合の月額目安を、年利8〜12%を想定した参考値で示します。
| 借入総額 | 36回払い(月額目安) | 60回払い(月額目安) |
|---|---|---|
| 100万円 | 約3.1万〜3.3万円 | 約2.0万〜2.2万円 |
| 150万円 | 約4.7万〜5.0万円 | 約3.0万〜3.3万円 |
| 200万円 | 約6.3万〜6.6万円 | 約4.1万〜4.4万円 |
60回払いなら150万円の植毛でも月3万円台。発毛プランの月額(8,500〜16,800円)と比べれば負担は大きいものの、期間を区切った支出として計画できます。
注意したいのは総支払額です。
回数を増やせば月額は下がりますが、利息が積み上がるため総支払額は増えます。
アイランドタワークリニックは最大84回の医療ローンに対応しており、月々の負担を小さくできます。その分、支払う利息の総額も大きくなるので、月額と総支払額の両方を提示してもらったうえで回数を決めてください。
親和クリニックやアスク井上クリニック、AGA by Ark CLINICのように医療ローンの取扱回数を公表している院もあります。支払い条件は総額と同じ重みで比較する項目です。
モニター制度・交通費宿泊費補助の適用条件
多くの植毛院がモニター制度を用意しています。症例写真の提供や術前後のアンケートに協力する条件で、費用が割り引かれる仕組み。
親和クリニックはモニター制度で費用を抑える選択肢があります。
症例写真の提供などの条件が付く場合があり、詳細は各院で確認が必要です。
枠に限りがあるため、希望する時期に適用できるとは限りません。
遠方から通う方は交通費・宿泊費の補助も確認しましょう。アイランドタワークリニックとアスク井上クリニックは交通費・宿泊費の一部補助、AGA by Ark CLINICは1都3県外からの宿泊手配と都内近郊からの交通費負担、リヴァイアクリニックは手術費用の3%還元という形で用意しています。
補助の適用にも条件があります。何度も通院が必要な場合は初回のみ対象というケースもあるため、総額の見積もりに含める前に範囲を確かめてください。
医療費控除と保険適用の可否
自毛植毛は自由診療のため、健康保険は適用されません。
出典: 厚生労働省 医療広告規制費用は全額自己負担です。
医療費控除は、容姿を美化するための費用は対象外とされており、自毛植毛が対象になるかは個別に判断されます。

個別の判断は状況によって異なるため、控除の可否を確認したい場合は所轄の税務署に相談するのが確実です。
結局、制度で下げられるのはモニター割引と交通費補助の範囲、そして支払い時期の分散にとどまります。税制で戻る前提の資金計画は立てず、総支払額で判断してください。
自毛植毛の費用面のリスクと副作用・注意点
自毛植毛は高額な自由診療だからこそ、安さだけで選ぶと費用対効果を損ないやすい治療です。契約前に押さえておきたい自毛植毛のデメリットや確認事項を整理します。
自由診療のため保険適用外|費用は全額自己負担になる
自毛植毛は公的医療保険の対象外で、費用は全額自己負担になります。高額療養費制度の適用もありません。
出典: 厚生労働省 医療広告規制
自由診療は価格を各院が自由に設定できるため、同じ術式・同じ株数でも総額に大きな差が出ます。相場という概念が曖昧になりやすいのはこのため。
税務上の扱いは前節で触れたとおりです。保険も控除も期待できない前提で、総支払額が家計の範囲に収まるかを先に確認してください。
安さだけで選ぶリスク|追加費用・生着不良・密度不足で費用対効果が下がる
公称の単価が安くても、総額が想定を超える経路はいくつもあります。費用面で膨らみやすい要因を挙げます。
- 基本治療費・麻酔代・血液検査代が別建てで後から乗る
- 刈らない術式を選んで単価が上がる
- 保証が有料オプションで、付けると総額が2割増える
- 生着が想定を下回り、追加移植の費用が発生する
- ドナーが不足して希望株数が取れず、プランを組み直す
生着率は院が公表していても、測定時期・対象症例数・計算方法が示されていないケースが多くあります。数値の大小ではなく、算出根拠が説明できるかを聞いてみるとよいでしょう。
生着が期待を下回ると追加移植が必要になり、当初の想定を大きく超える支出になります。返金か再手術か、判定基準と申請期限がどうなっているかを契約前に確認しておくことが、この費用リスクへの備えになります。
密度不足も費用対効果を下げる後悔のひとつ。
移植株数と面積の関係を数字で説明してもらい、仕上がりの期待値をすり合わせておくことが大切です。
ドナー不足は事前に分かる制約です。薄毛が広範囲に及ぶ場合や過去に植毛経験がある場合、後頭部の毛量が足りずに希望株数を確保できないことがあります。できないケースを正直に説明する院のほうが、見積もりの信頼性は高いと言えます。
副作用とダウンタイム|腫れ・ショックロス・仕事復帰までの期間
自毛植毛は外科手術のため、術後に腫れ・赤み・痛み・かさぶたが生じます。額から目の周りにかけて腫れが出ることがあり、落ち着くまでの期間には個人差があります。
仕事復帰までの期間は術式や職種によって異なり、FUT法では抜糸が必要になります。
具体的な目安は担当医に確認してください。
術後に「ショックロス」と呼ばれる一時的な脱毛が起こることがあります。多くは一時的なものとされますが、時期や程度には個人差があります。全員に起こるわけではありません。
移植毛が生えそろうまでは時間がかかります。生着の評価は術後12か月時点で行われることが多く(Wang 2024)、生え始める時期には個人差があります。
出典: Wang F et al., BMC Surgery 2024

この期間の外見変化を考えると、帽子で対応できる時期や繁忙期を避けた手術時期の計画が必要です。定期検診の回数と、不安を感じたときに相談できる体制があるかも確認しておきましょう。
結局のところ、比べるべきは公称の単価ではありません。保証費と追加費用を含めた総額、そして術後のケアまで含めた実質的な支出で判断してください。
自毛植毛の費用に関するよくある質問
自毛植毛は一度受ければ追加費用はかかりませんか?
移植毛は抜けにくいものの、既存毛のAGAは進行し続けます。
出典: Orentreich N, Ann N Y Acad Sci 1959(ドナードミナンス)既存毛の進行によって周囲が薄くなり、将来的に追加植毛を検討することもあります。
植毛はAGAの進行そのものを止める治療ではありません。
出典: Orentreich N, Ann N Y Acad Sci 1959(ドナードミナンス)追加植毛の可能性と薬剤の継続費用を含めた生涯費用で計画しておくと、想定外の支出になりにくいでしょう。
生え際だけの植毛ならいくらくらいで受けられますか?
500グラフト前後なら一般に50万〜90万円程度が相場とされますが、基本治療費のない単価型の院では40万円未満に収まる試算もあります。少ない株数では基本治療費の有無が総額を大きく左右します。
湘南AGAクリニックや東京植毛美容外科のように基本料金を設けない単価型の料金体系なら、小範囲の植毛でも総額を抑えやすくなります。固定費が22万円前後ある院と比べると、差は数十万円規模。
刈り上げない術式は費用がどのくらい高くなりますか?
刈らない術式はグラフト1つずつの採取に手間がかかるため、標準術式より単価が高く設定されています。アイランドタワーのU-Direct法、親和クリニックのNC-MIRAI法、東京植毛美容外科のノーカットなどが該当します。
親和クリニックの例では、MIRAI法とNC-MIRAI法で基本治療費も単価も上がり、同じ株数でも総額が2倍以上になります。髪型を維持する価値と上乗せ分を見比べて選ぶとよいでしょう。
海外(トルコ・韓国)で植毛すると安く済みますか?
海外では国内より費用が安いケースもあり、渡航費を含めても総額が下がることはあります。
一方で衛生基準やアフターケア体制、術後に国内で修正が必要になった場合のコストは別に考える必要があります。現地の医師資格・設備・術後フォローの範囲を調べたうえで判断してください。
カウンセリングや見積もりは無料ですか?
ここで紹介した植毛対応院は、いずれも初診料・カウンセリング料が無料です。頭皮の状態を診察したうえで必要株数と総額の見積もりを出してもらえます。
同じ人でも「A院は1,000グラフト、B院は1,500グラフト」と診断が分かれることがあります。2〜3院で見積もりを取ると、適切な株数と費用の幅が見えてきます。
医療ローンの審査に通らない場合はどうすればよいですか?
複数の提携金融機関を持つ院なら、別の金融機関で再審査を受ける選択肢があります。まずはカウンセリング担当者に相談してみてください。
移植株数を優先部位に絞って総額を下げ、分割回数を調整する方法もあります。範囲を分けて2回に分ける計画なら、1回あたりの借入額を抑えられます。
まとめ|自毛植毛の費用は株数と料金体系で決まる・自分の範囲に合う院で見積もりを取ろう
自毛植毛の費用は「基本治療費+グラフト単価×移植株数」で決まり、500グラフトで50万〜90万円、1,500グラフトで120万〜200万円程度が目安とされます。
少ない株数なら基本治療費を設けない単価型、広範囲ならグラフト単価の低い院が総額で有利。刈らない術式や有料の保証を選ぶなら、その上乗せを含めて比べてください。
薬剤治療との比較では、薬で回復しない部位が残るかどうかが分岐点になります。植毛後も既存毛の維持治療は続くため、植毛費用と薬代を合わせた生涯費用で計画するのが現実的です。
料金体系の型で候補を2〜3院に絞り、無料カウンセリングで同じ条件の見積もりを取るところから始めてみてはいかがでしょうか。
【ご注意】自毛植毛およびAGA治療は自由診療(保険適用外)であり、費用は全額自己負担となります。
出典: 厚生労働省 医療広告規制治療の効果や仕上がりには個人差があります。術後は腫れ・赤み・ショックロス等のダウンタイムが生じる場合があり、フィナステリドの主な副作用として性欲減退(1〜5%)・勃起機能障害(1%未満)が報告されています。
出典: PMDA フィナステリド添付文書AGA治療薬は中止すると症状が再進行する可能性があります。料金・術式・モニター制度・保証の適用条件は変更される場合があるため、各クリニックの公式サイトで最新情報をご確認ください。治療の開始・継続・中止については、必ず担当医にご相談ください。
※本記事に記載の料金は2026年9月30日時点のものです(特記なき限り税込)。最新の料金・条件は各クリニック公式サイトをご確認ください。
